Soul Fucker


年々質が向上する同人ソフトウェア。
 皆もこのソフトを購入して、ブラインドタッチの練習をしよう。


 え〜と、今回唯一の同人ソフトです。

 といっても、私は、ほとんど同人ソフトは買わない主義です。

 どうしてかというと・・・、まぁ、値段の割にアレなソフトが多いっていうのがありますね。

 今まで買った同人ソフトで、『当たり』って感じのは、ありませんでしたし。

 で、そんな私が1999年冬コミ・2000年夏コミと、2回連続で、同人ソフトを購入するに至ったのは、贔屓のサークル『浅野屋』さんが、同人ソフト販売に乗り出したからです。

 皆さんは、『浅野屋』さんをご存知でしょうか?

 ペチャパイ・ロリータ物の爽やかな(嘘)画風で有名なサークルです。。

 昨年は、何故か、十兵衛ちゃん本を出してましたが・・・

 まぁ、十兵衛ちゃんは、プリンプリンじゃなきゃ、十兵衛ちゃんとは言えないんで、致し方ないでしょう。

 『蛍』シリーズを刊行しているサークルと言えば、思い当たる方も大勢居ると思います。

 あんまり『壁』になる事が無いのが、個人的には不思議なんですが・・・
 (注 『壁』とは、コミケで外周に配置されるサークルの事で、それはつまり大手サークルちゅ〜ことです。)


 さて、同人誌だけじゃ売上が厳しいのか、同人ソフトを販売しだした『浅野屋』さんでしたが、第一作にあたる『双葉ほたるゲーム』は、あまり評判がよろしくありませんでした。(私の中では)

 それは、何故かというと、ゲームシステムをアドベンチャーとしたため、簡単にHなシーンが見れる仕様とは、なってなかったのです。

 パンツを降ろして、今か今かと待ち構えているユーザーに、じっくりとゲームをさせるとは何事ですか?

 その反省を踏まえて(別に反省はしてないと思いますが)、第二弾となった今作では、巷で大人気のタッチタイピングソフトをリリースしてきたのです。

 タッチタイピングソフトは、作るのがラクチンなのか、大手のメーカーからも、『北斗の拳』や『あしたのジョー』『新世紀エヴァンゲリオン』などを題材としたソフトが発売されています。

 ただ、その出来が良ければ、セガの『タイピング オブ ザ デッド』のように賞賛を浴びますが、某『頭文字D』のように、メーカーのBBSが大荒れという事態にもなってしまうので、メーカーさんには、くれぐれも気をつけていただきたいところです。

 『浅野屋』さんの『Soul Fucker』は、お得意のロリコンキャラを題材としています。

 ゲーム内に登場するのは、高慢ちき女の『ナディア』、貧乏な『チビ』、幸薄い『ほたるちゃん』など、『浅野屋』さんではお馴染みのメンバーです。

 主人公は、事故に遭い、幽霊となってしまいます。

 何故か、パンツ一丁の姿で現世をさ迷い歩く主人公ですが、幽霊のため、誰からも気がついてもらえませんし、誰かに触るという事も出来ません。

 落ち込む主人公ですが、突然の悲鳴を聞きます。

 何故か主人公の事を見る事・触る事が出来る少女(ナディア)が居たのです。

 突然、主人公の頭の中に悪魔の考えがよぎります。

 「この子以外の人が、俺に気がつくことは無い。ということは、この子にナニをしても、捕まることはない!」

 『ナニ』が何かは、皆さん、お分かりでしょう。

 さぁ、ゲームの始まりです。

 頑張ってタイピングをして、HなCGを鑑賞しましょう。

 
 タイピングの単語は、『スカトロ』『恥丘』『性感帯』『アナル』『ザーメン』などなど、『浅野屋』さんお馴染みの言葉です。

 果たしてこれで、タイピングの練習になるかというと、かなり疑問がありますが・・・

 ただ、そういった方面に疎い方には、勉強になる事もあります。

 例えば、『顔射』が、『がんしゃ』って読む事を皆さん、ご存知でしたか?

 私は、ず〜っと、『かおしゃ』って読んでました。


 一人に付き、CGは3枚用意されています。

 一人クリアすると、次の生贄の出現です。

 登場する女の子は全員で8人ですから、計24枚のCGを見る事が出来る計算です。

 当然、一人クリアするごとに、文字数が多くなったり、クリアまでの単語数が多くなったりします。


 CGは、幽霊の力をフルに使って、女の子にあんな事やこんな事をしているシーンで、てんこ盛です。

 『霊力のロープ』や『金縛り』で、身動き取れなくなった少女を・・・


 難易度は、EASY、NORMAL、HARDの三種類から選べます。

 どの難易度でも、ゲーム中で表示されるご褒美CGは変わりません。

 HARDを選んだから、HARDな絡みが見れるわけではないのです。

 ただし、それぞれの難易度で、ゲームクリア後に、パスワードが表示されます。

 そのパスワードは、『浅野屋』のHPの隠し部屋に入るためのキーとなっていて、そちらでお楽しみが待っているという趣向です。

 
 問題点は、2つあります。

 一つ目は、同じ単語が続けて出現するという事です。

 ランダムに出している弊害だと思うのですが、チト改善して欲しかったです。

 もう一点は、こちらのタイピングのスピードに、プログラムの方がついて来れていないという事です。

 押す力が弱いのかもしれませんが、絶対に押したはずなのに、認識されていないと、かなり戸惑います。

 指は次のアルファベットへと向かっているのに・・・

 ニュータイプとなったアムロの苛立ちを十分に堪能する事が出来ます。

 というか、この仕様のために、私は、難易度HARDをクリアした事がないのですが・・・




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