今回は(次回があるのだろうか)有名どころPS2でのヨタ話をしてみたいと思います。
しかし、軍事用に使われる恐れがあるとかで輸出規制がかかってたらしいPS2ですが、あれだけ売れて全然赤字なんだそうで。
日本と違って、ダンピングが駄目だから輸出しなかっただけなんじゃないのという気がする今日この頃です。
1. PS2とX68000
私も買いました、PS2。
で、スイッチをいれた瞬間、X68000だ!と思いました。
知らない人の為に説明しておきますと、X68000というのは、当時パソコンの代名詞だったNEC製のPC98に対抗した、エレガントさを武器にしたパソコンです。
黒くて格好いいBODY。
また性能についても色々特筆すべき点はあり、なかなかマニア受けしましたが残念ながら主流にはなりませんでした。
で、何がこのX68000とPS2を結びつけるかというと、その外観もさることながら、そのスイッチについてなのです。
私はX68000の機能の中で一番着目すべきはその電源機構だと思っています。
これは私の友人(というかX68000に洗脳した人間)が絶賛していましたが、まずメインスイッチを通常ONにしっぱなしにしておき、起動するときは前面にあるスイッチを押すことで行なうのですが、これを別途ソフトで制御することもできました。
例えば不意のパワーOFFをソフトから抑止することが出来ましたし、タイマーでON/OFFが可能だったのです。
PS2も主電源は背面にあり、ソフトスイッチでON/OFFをしますよね。
こんなこと家電では以前から当然のことで、見渡せばAV機器には必ずついています。
X68000はAV機器を意識していました。
PS2もその節があると言えるでしょう。
なんたってDVDついてるし。
いずれ電源を制御した、なにか面白い事をする何か、が出るのではないでしょうか(もちろんゲームに限りません)。
ひょっとするともうそういうソフトが出ていて私が知らないだけ?
もしそうならこの話は笑って無視して下さい。
2. PS2 Internet server
PS2の開発OSはLinuxだと聞きます。
FreeのOSが使われるのはとてもいいことです。
そして出来るならFreeの世界に還元してほしい、と思います。
一見無理な話でしょう。
しかし、こういうのはどうでしょう。
それはPS2の上で本物のUNIX(例えばNetBSD)を動かす。
MIPS-IVのサブセットらしいから動くとしたらNetBSDしかありません。
HDDも出るらしいですから、キーボードとマウスとFDDはUSBで、PS2をインターネットサーバに...結構売れるのではないかな。
これは是非お願いしたい。
なにしろ格好いい。
もちろんDreamcastのSH-4でもNetBSDは動きます。
だからこっちでもいいんですけど、やはりPS2かなぁ。
そうそうX68000でもちゃんとNetBSDが動きますよ。(ただしX68030)