18禁ゲームの本質は、自分が泣くことではない、ヒロインを
泣かせる事だ!という硬派?な皆さんに、この1本を捧げます。
最近、Windows95以前のアダルトゲームをリメイクする事が流行っているようです。
まぁ、タネ自体は揃っているので、一から開発するよりは楽なはずですし、それなりの売上を期待出来るとなれば、力も入るってもんです。
その波に乗り遅れちゃマズイという事でTRYから発売されたのが、今回題材とする、『魔淫の宴・ホワイトパッケージ』です。
実は、リメイク前のゲームを知らないので、Win→Winのリニューアルかもしれませんが。
あまりエロゲーは購入しない私ですが(←嘘つけ)パッケージ裏面にある『あの陵辱系AVGとして高い評価を受けた『魔淫の宴』(BLACKPACKAGE
TRY)がフルボイス(女性キャラのみ)・新規CG・新シナリオを引っ下げてDVDパッケージ&低価格でリニューアル』(原文まま)という宣伝文句に釣られて買ってしまいました。
まぁ、DVDパッケージだけど、中身はCD―ROMだったり、低価格なのに5800円もしたりと、多少の誇張はあったりしましたが・・・
しかし、私のそういった認識は間違ってるらしく、5800円が低価格というは、エロゲー界の常識らしいです。
コンシューマでは、考えられない暴利ですけどね。
ピーコ・中古売り前提だと、そういう価格設定になってしまうのも仕方が無い事です。
なんか話が脱線してしまいました・・・
さて、ゲーム内容はというと、小説を読む形のアドベンチャーで、所々に選択肢があり、話が分岐して行きます。
簡単に表現すると、『ダライアス+ ToHeart型』といったところでしょうか。
余計分かりにくいですか?
BADの選択肢も多少はありますが、それでもBADなストーリーを拝めるので、損した気分にはなりません。
今回標的となるのは、二人の姉妹『宮前 千鶴さん(主婦)』と『園内
恵理さん(女子高生)』のお二人です。
するどい人は、苗字が違う事にお気づきだとは思いますが、姉の千鶴さんは、結婚しちゃってます。
つまり、処女性を求める方には恵理さんを、他人の女にエロエロしたい方には千鶴さんがご用意されてます。
裏を返せば、50%しか楽しめないユーザーも居るって事なんですけどね。
ストーリーですが、主人公・黒田竜は、裏社会に通じる人脈を持ってたりしますが、何故かサラリーマンをしています。
その会社で、いつかHをしてやろうと目を付けていた園内千鶴が、職場の上司と結婚退社してしまいました。
ある日、上司の長期出張を聞いた黒田は、千鶴を某所に監禁して調教しようと画策します。
妹の恵理の存在を知った黒田は、これは使えると踏み、恵理も誘拐します。
これで姉妹二人への調教が始まったのです。
う〜ん、なんか無茶苦茶な導入部ですね。
さて、先程、システムの話を少し説明しましたが、最初の選択肢で、千鶴調教か、恵理調教かが決定してしまいます。
その後は、ほとんど、片方の調教となりますので、この選択は大変重要となります。
私の場合、おいしい物を後から食べる主義ですので、先に千鶴ルートを選択しました。
えっ、選ばれなかった方は、どうなるかって?
もちろん、他に二人居る黒田の仲間に調教されていますので、ご安心下さい。
二人は大変に姉妹思い(なんか変な造語)なわけで、自分とは別に姉(妹)が監禁されてると聞かされて、『自分が犠牲になれば、姉(妹)は酷い事はされない』という思考の元に、自害する事もかなわず、黒田の調教を受ける事となります。
普通に考えれば、やられちゃってるに決まってるんですけどね。
調教は多岐に渡ります。
拘束プレイ、バイブ、フェラチオ強要、SMなどなど。
特に目を引くのが、お尻責めです。
何故にこのゲームを作った人達は、そこまでお尻を責めるのかというくらいお尻を責めます。
浣腸を強要され、排泄を必死に我慢している女性は、そそるものがありますが、後始末を考えると、現実では遭遇したくないですね。
また、前述しましたが、千鶴には亭主が居ます。
それと恵理には、あこがれの同級生(先輩かも)が居ます。
それぞれのルートでは、亭主&同級生が呼び出され、その目の前で、あんな事やこんな事をされてしまいます。
更に、千鶴ルートでは亭主に恵理を、恵理ルートでは同級生に千鶴を無理やり相手させたりと、心理的な責めも忘れないところが、分かってる感じです。
もちろん、その後、男性陣は、この世からさよならする事になります。
まさに、スーパーサラリーマン・黒田竜です。
サラリーマン金太郎も真っ青です。
EDは幾つかありますが、まぁ、酷いものばかりです。
大抵は、姉妹二人ともメス奴隷となるか、狂っちゃうかですけどね。
黒田とラブラブとなるようなEDは決してありませんので、そういうのを求めてる人は購入してはいけません。
女性の声は、フルボイスですので、臨場感は最高です。
何気にうまいので、専門学校の生徒を使っている事はないと思います。
CG閲覧もありますし、ストーリー回想もありますので、いつでもどこでも、ヌク事が出来るすご〜く便利な仕様となっています。
それと、シリーズ最新作の『妖淫の館』では、彼女たちの後日談を、ちょっとだけ拝見する事が出来ます。
それによると彼女たちは、黒田竜のペットとして楽しく暮らしているそうです。
めでたし、めでたし。