ヤクルトスワローズ


私がスワローズファンになったのは、小学5年生の頃。

それまであまり野球に興味はなかったのですが、

応援する球団の一つもあった方が面白いと思い、

新聞のスポーツ欄の順位表を見ると、

当時12球団で唯一カタカナの球団だったのがヤクルト。

そう、そんな理由でファンになったのです。

優勝はおろか、最下位争いばかりの弱小球団でしたが、

広岡監督の元で初優勝したのが中学3年の時でしたから、

わりと早くに優勝の感激を味わうことができました。

ラジオで聞いていた優勝の瞬間は、忘れられません。

その後はまた低迷期が続いたものの、

まぁこんなものかと思うのが、巨人ファンと違うところ。

巨人のように常勝を目指すと、悪い体質になります。

江川問題や桑田問題など、それを認めざるを得ないファンまで、

スポーツの正しい心を失ってしまう…哀しいことです。

つくづく巨人ファンでなくて良かったと思いますね。

野村監督になってからは再び栄光の日々。

西武との日本シリーズの歴史的な名勝負は生で見る機会もあり、

勝つことの喜びを常に味わえたのは幸せでした。

野村は確かに名将で、大リーグにはない日本の野球の魅力を

存分に見せてくれるのを、応援球団として味わえて楽しかった。

でも、自球団出身の監督ではないという意識は常にあります。

そしてついに若松監督の誕生で、ファンとしては夢がかなった、

これからが本当の勝負だぞ、という気持ちになったのでした。

もちろん、私のペンネームはスワローズファンだからです。

ちなみに、毎日ヤクルトミルミルを飲んでいます。