管の章
素人とはいっても、あえて私の得意をいえば、笛系かな…
●ケーナ
写真説明
中学生の時、初めて自分で買った楽器が1番上。
キーがはずれていたので、新たに買ったのが2番目。
大学生になって初めてのバイト代で買ったのが3番目の低音ミ管。
社会人になり、新橋の路上で買ったのが4番目。
高音の管が欲しくなって買ったのが5番目。
5が細くて音が出にくく、太いのが欲しくて買った6番目。
中学生の頃、フォルクローレに心を奪われて欲しくなりました。
風のように、歌声のように響く自然そのものの音色…
自分の息が葦の管を通って、
そのままの息づかいで音になって出てくる心地よさ。
最初は音を出すのも難しかったけれど、
今では自由自在に心を表わすことができる楽器です。
旅行に行くときにはお守り替わりにいつも持っていきます。
外で吹くことはほとんどないですが、
仙台の広瀬川、足利の渡良瀬川縁で吹いた時は気持ち良かった…。
ただ、風の強い時には音が出ません。
戸川純やクレヨン社の曲でも使っているのがありますが、
半音の出し方にさえ馴れてしまえば、
ジャズにもロックにも合わせることができます。
俳優の田中健がジャズケーナを吹いていて有名ですが、
キャリアは私の方が長い…だからどうだということもないんですが。
●フルート&ピッコロ
高校の時、ブラスバンドをやろうという話があって、他人から借りたフルート。
ブラバンは立ち消えになってしまいましたが、大学入学のお祝いに自分のを買ってもらいました。
ケーナが吹けたのでフルートも割と簡単に音が出ました。フルートができれば大抵の笛は吹けます。
フルートは、後は指使いに馴れること。
私はレコードでいろんな音楽を聴きながら、即興で合わせてみるということをしていたので、
いつのまにか出したい音のところに指が動くようになっていました。
音程がはっきりしているので即興で吹いていても、曲になりやすい楽器です。
もっと高音が欲しくて、ピッコロを求めました。小さいのに高い…中古を見つけました。
ピッコロはキーが一つ少ないので、チョット戸惑いますが、
横笛という感覚で吹けるのが気に入っています。
低音のバスフルートなどもぜひ欲しいのですが、何十万円もするのでさすがに買えません…。
誰か、10万くらいで譲ってくれないかな。
●クラリネット
リード楽器が欲しくて、サックスは音が大きすぎるので、安いクラリネットにしました。
フルートができるから指使いもOKさ、なんて思っていたら、
オクターブ上の指使いが変わってしまうという困難が…。いや、難しい。
音は優しくも鋭くもできて、奥の深い楽器だと思います。
陽気にも哀しくもなる。気持ちを語るように表現することができるんですね。
ただ好きなんだけど、鳴らし続けるのは疲れます。頭がクラクラしてくる。
梅津数時がスラスラっと吹くのを見ると、練習次第なんだろうと思いますが。
●ウインドMIDI
YAMAHAのWX-11(コントローラー)とWT-11(モジュラー)のセット。
吹いて音を出すシンセサイザーです。
音色は管楽器以外にも弦とかシンセ特有の音など、全部で96種類。
それぞれに9種類のエフェクターを調節してかけられます。
特にサックスやトランペット、チェロなどは実物に近い音ですが、
フルートやクラリネットは電子的な感じです。
MIDIなので、たとえば電子ピアノにつなげると、
鍵盤では考えられないようなとんでもない演奏ができたりします。
とても遊べる楽器ですが、こればかり吹いていると生楽器が恋しくなってきます。
現在出ている機種にはピッチベンドが付いていて羨ましいけど、買うには高いし…。
■その他の笛
民族楽器をずいぶんたくさん集めてしまいました。