★電脳遊戯のおはなし★
ここは、電脳遊戯(ゲーム)についてワタシなりのレビューを書きつらねるコーナーです。
ちなみにここのレビューは、あまり真に受けない事をオススメします(基本的に「いい」と思うものしかレビューしませんが)
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バロック
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(セガサターン/スティング・ESP/ARPG)
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プリンセスクラウン
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(セガサターン/アトラス/ARPG)
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クレイジータクシー
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(ドリームキャスト/セガ/RAC)
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Kanon
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(Windows/KEY・Visual Art's/ADV)
(ドリームキャスト/NECインターチャネル・KEY・Visual Art's/ADV)
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罪と罰 〜地球の継承者〜
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(ニンテンドウ64/トレジャー/ASHT)
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バロック (セガサターン/スティング・ESP/ARPG)
まずこのゲーム、世界観が特殊です。ワタシもこの世界観にひかれて購入したクチなのですが、思い切り
ダークです。
アイテムが「心臓」「寄生虫」「刑具」「骨」などなど。登場するキャラクターも断片的な事しか喋らず、
かなりイッてます。
このゲームの世界は、「大熱波」によって全て「歪んでいる」のです。で、主人公であるところの
プレイヤーは「世界を癒す」ため、半ば強制的に「神経塔」と呼ばれるところに行くハメに(笑)なる訳です。
ゲームシステムは、3DのリアルタイムアクションRPG。
フィールドはポリゴン、敵や登場人物はレンダリングキャラの拡大縮小で表現されています。
神経塔内にうごめく「異形」と呼ばれる敵を、素手や剣などで倒しつつ、神経塔の最下層を目指す訳です。
このゲームでちょっと特殊なのは、「プレイヤーの死もストーリーのうち」ということ。
詳しくはネタばれになるのでここでは書きませんが、プレイヤーの死は実は重要な意味があったりします。
このゲームの欠点として、「異形の攻撃を防御できない・回避しづらい」、「回復アイテムなどが上手く
揃わないと先に進めない」、「アイテムの最大所持可能数が少ない」等が挙げられます。
それでもワタシがこのゲームを評価したいのは、「物語は、各々のプレイヤーの妄想(想像)に委ねられる」点。
ストーリー主導の「プレイヤーの想像の介入する余地が少なくなった」RPGが増えた中、「こんなRPGが
ひとつくらいあってもいいんじゃないかな?」と思ったからです。
残念ながらこのゲーム、プラットフォームのせいか(笑)3万本位しか売れなかったようですが、プレステ版も
発売されているので(幾分親切設計になった、らしい)これから「バロック」をやってみようという方はそちらを
オススメします。
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プリンセスクラウン (セガサターン/アトラス/ARPG)
これは、近年まれに見る正統派アクションRPGではないかとワタシは思うのです。
舞台はいわゆる中世っぽい世界。一国の王女グラドリエルの世界をまたにかけた冒険の物語です。王道ですね。
ゲームシステムは横スクロール型のアクションRPG。キャラクターは全てオブジェ(スプライト)で表現され、
キャラクターのアニメーションは非常に滑らかです(この部分がこのゲームのウリな訳です)。
敵との戦闘は格闘ゲームライクな操作系で、「レバーを敵と反対方向に入れて防御」「攻撃ボタン連打で連撃」
「攻撃ボタン溜めて放す事で威力の大きい攻撃」「レバー下+攻撃ボタンでダッシュ攻撃」などがあります。
これだけだとただの格ゲーコンパチ操作系なのですが、「プリンセスクラウン」では、これらの行動を起こす為に
パワーゲージというものを消費し、ゲージ残量がゼロになれば行動不能になります(ゲージは時間で回復します)。
戦闘はリアルタイムなので、このゲージ量を見て臨機応変に駆け引きを行なう必要があると言う訳ですね、コレが。
ちなみにコマンド入力技などは一切ありません。
このゲームで結構面白いと感じたのは、「体力回復アイテム(食べ物)」の作り方。
例えば「とうもろこし」を持ってたとしても、そのままでは食べられません。で、どうするかと言うと、「食材」と
「調味料」、「調理道具」を組み合わせて調理して、初めて食べられるようになるのです。
(例:「とうもろこし」+「スープの素」+「スープなべ」=「コーンスープ」といった具合)
で、この出来た料理を食するキャラクターのしぐさが、非常によろしい(笑)。見てて微笑ましいです。
このゲームの欠点・・・と言ってもあんまりないのですが、しいて挙げるなら「プレイ時間が長い」
って事ですか。4〜50時間はかかります。やってみようという方は、この点覚悟の事。
ポリゴン全盛の時代、あえてこういった2Dの、しかも非常に手間のかかるキャラの動き・描き込み・表情に
こだわったスタッフに敬意を表したくなるソフトです。月並みなコメントですが。
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クレイジータクシー (ドリームキャスト/セガ/RAC)
えー、まず便宜上レースゲームと分類しましたが、実は「ちょっと違うかな?」と思っていたりします。
ゲーム内容としては、「タクシーを走らせて客を見つけ、目的地まで運びお金(スコア)を稼ぐ」と言う
単純明快なもの。
運ぶべきお客にはマーカーがついていて、このマーカーの色で「目的地までの距離」が解ります。
具体的には、「緑(遠い)−黄緑(やや遠い)−黄(中くらい)−オレンジ(やや近い)−赤(近い)」
と分類されてます。
タクシーなので「お客からもらえる料金」は、この「目的地までの距離」に比例し、距離が遠ければ料金は多く、
近ければ少なくなります。
で、基本料金以外にもスコアを稼ぐ方法があります。それは「客を喜ばせる走り」をした時にもらえる
チップです(ここらへん、実にアメリカらしくてよろしい)。
具体的には、以下の走りをすればお客は喜んでチップをくれます。
(1)一定時間空中を跳ぶ「クレイジージャンプ」
(2)一定時間ドリフトを続ける「クレイジードリフト」
(3)一般車両に接近して横をすりぬける(かすらせる)「クレイジースルー」
これらのテクを駆使してスコアを稼ぐワケです。
このゲームの「ココが面白い!」と思う所は、とにかく破天荒なところ! 立体駐車場をショートカットルートに
して二階からジャンプするわ、歩道の人間は轢きそうになるわ、大型トレーラーに追突して「トレーラーを」横転
させるわ・・・。かといってこのゲームが何の考えもなしの所謂「バカゲー」というワケではないのです。
車の挙動はちゃんとしてますし、客の待ち位置と目的地の相関もちゃんと考えられてます(アメリカは車が
右側通行なので、客もちゃんとそれに応じた場所と目的地をわきまえているんですよね)。
ドリームキャスト版は、操作を楽しく覚えられる「CRAZY BOX」と、新規オリジナルコースが追加
され、初心者からマニアまで間口が広くなってます。「ドリームキャストマガジン」の読者レビューで「ドリーム
キャストを持っていて何故これを買わない!?」というコメントがありましたが、正にそのとおり!!
でも、あまり売れていない現状を見ると、日本人でいることがちょっとイヤになったりも
します。いや、マジで。とにかく、「タイムをキツキツに縮めていくレースゲームは飽きた」という貴方には
オススメのゲームになること間違いないと思います。
追記:BGMはオフスプリング及びバッドレリジョンの曲からチョイスされてます。ノリノリ(死語)だね!!
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Kanon(Windows/KEY・Visual Art's/ADV)
(ドリームキャスト/NECインターチャネル・KEY・Visual Art's/ADV)
※注1:Windows版は、18禁版・全年齢対象版の2パターンあります。
※注2:ちなみに、ワタシは2000年11月24日現在、ドリームキャスト版しかプレイしてません。
「雪が降っていた。
思い出の中を、真っ白い結晶が埋め尽くしていた。
数年ぶりに訪れた白く霞む街で、
今も降り続ける雪の中で、
俺はひとりの少女と出会った。」
「Kanon」は、こんなプロローグで始まる、冬の物語です。
システム的には、オーソドックスなAVG、とでもいいますか。
基本的なフォーマットは、「途中に出る選択肢を選んだ結果により、各ヒロイン毎のルートに進んでいく」
というものです。
「じゃあ、そこらにある凡百の恋愛ギャルゲーと同じじゃん!」と思われるかも知れませんが、そんなモノ、わざわざ
ワタシがレビューなんてしませんって(笑)。
いままでこの手の恋愛ギャルゲーをいろいろプレイしてきての、ワタシなりの持論なのですが、
『キャラクター(デザイン、及び設定)、音楽、シナリオの各要素が過不足なく構成されたギャルゲーが
(大なり小なり)ヒットする』のではないかと思うのです。
(これは裏を返せば、『どれかの要素が突出しすぎても、低すぎてもアカン』という事ね)
で、やっと話は「Kanon」になるのですが、上記の点について「Kanon」はどうなのか。
キャラクター・・・所謂「ぷに系」に近いんでしょうか? 樋上いたるさんのキャラデザインはクセがあって、人により
好き嫌いがあるでしょうが、ワタシは好きですよ。
設定も単に表層にとどまらないものがあり、(案外おろそかにされがちな)サブキャラクターも
大切にしている点も、非常に好感が持てます。
音楽 ・・・オープニングとエンディングにボーカル曲がついてます。オープニング曲の「Last regrets」も
良いのですが、ラストシーンを見終えた後に聞く「風の辿り着く場所」はまた格別だったり。
おっと、通常BGMもクオリティ高いです(『冬』のイメージを前面に押し出した曲は、それ程
多くないですが)。ワタシは「少女の檻」と「冬の花火」がスキ。
シナリオ ・・・『泣けます』。陳腐な表現ですが。
多分、「ワタシの涙腺が弱い」という事実を差し引いても。
「いきなり何を書いてんじゃい」と思われるでしょうが、実はこれ以上書きようがないんです。
これは、実際にプレイしてもらうしか解ってもらう手段はないです(布教?)。
各ヒロインのシナリオのクオリティにほとんど格差はなく、ほぼまんべんなく泣ける事
間違いなしです(笑)。
また、シリアスな部分とギャグの部分の折り込みが絶妙で、プレイヤーを飽きさせません。
つまるトコロ、「Kanon」は凡百のギャルゲーより(全ての面において)高いレベルにあると思います。
もともとが18禁ゲームなので、(特にシナリオは)クオリティが高くあるのは当然だと思うのですが、その中でも
「Kanon」のそれは頭ひとつ抜きんでています。
その後、えっちなCGを廃止した「全年齢推奨」版、及び「ボイスモード」を追加したドリームキャスト版
(以下DC版)が発売される訳です。
このDC版のボイスモード、パソコン版をプレイした人の間では、「イメージが違う」等の理由で様々な物議を
醸したようですが、DC版からプレイしたワタシの意見としては、
「別にいいんじゃない?」と思ってます。(あぅ、バッシングしないでネ(笑))
既にワタシの中では、あのキャストでイメージが定着してるので。
とにもかくにも、この「Kanon」、久々に手放しでオススメしたいソフトです。
(18歳以上のPCユーザーには、KEYの第2作目である「AIR」をオススメします。「Kanon」より更に高い
レベルの作品になってます)。
プレイを終えた貴方の胸に、春の日だまりのような温もりがありますように・・・
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罪と罰 〜地球の継承者〜(ニンテンドウ64/トレジャー/ASHT)
アクションゲームの雄、トレジャーがニンテンドウ64で放つアクションシューティングです。
実は『ガンスターヒーローズ(トレジャー第1作)』の頃からのファンで、N64もこのゲームをプレイする
為だけに入手したようなものです(苦笑)。
基本は、キャラも背景も全てポリゴンで構成。スクロール方向は、地平線に向かっていく通常の3Dスクロールで
あったり、いきなり横スクロールになったり様々です。
操作は、十字方向ボタンの左右で左右移動、アナログスティックで照準の移動、LまたはRボタンでジャンプ、
Zボタンでショット、Aボタンで照準タイプの変更です。
敵を撃つには、画面上に表示されている照準を敵に合わせてショットボタンを押すだけ。
ショットがパワーアップする事はありませんが、『自分で照準を合わせないといけないが、威力の強いマニュアル
タイプ』と『自動的に照準を合わせてくれるが威力の弱いロックオンタイプ』を切り替える事が出来ます。
この点で『上手く考えてるな』と思うのは、初級者と上級者の住み分けと言いますか、初心者は初心者なりの、
上級者は上級者なりの進め方が出来る点です。
『初級者はロックオンタイプで進めて、敵弾から避ける事に専念』『上級者は威力の強いマニュアルタイプで
敵を素早く倒してタイムボーナスを稼ぐ』等々。
難易度設定については、最初はなかなか進めなくて結構四苦八苦するんですが、回数を重ねるに従って
段々先に進めるような形になってます(ただ、いきなりノーマルで始めるのはツラいかも)。
世界観については、『近未来の地球が舞台で、人間が食用として創り出した新種生命体に逆に脅かされる中、
戦いに身を投じる主人公たち』と言った、ある意味『ありがち』な設定です。
ただ、そう言った部分が突出せず、上手くアクション部分と融合できている気はします。
プラットフォームがN64なので、使えるポリゴン数も割と少なく、キャラクターのモデリング(造形)はかなり
荒削りですが、逆にそういった部分も魅力の一つになっているのではないでしょうか?
また、N64なのでソフト媒体はマスクROMなのですが『よくぞここまで!』ってぐらい音声(科白)が
入っています。当然、CD−ROMにありがちなシーク待ち時間がないので、ストレスなくプレイできます。
(ここまで来ると、この『罪と罰』はN64以外で作られたらすごく面白みのないものになってしまったのでは
ないかと思えてしまうのですが・・・)
とまあ、良い点づくめのように思えるのですが、欠点としてはやはり『難易度が高い』という所。
これはトレジャーのゲーム全般にいえる事なのですが・・・実際ワタシもノーマルモードでは未だクリアに
至っていないと言う(苦笑)。
ともあれ、最近はこういう歯ごたえのあるゲームってあまりないので、ある意味『ゲームをやりたいっ!』って
人にはお奨めです。
問題はN64のソフト棚がショップにほとんどないって事かも。それ、マズいじゃん(困)。
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