209系1000番代形式写真


▲取手方の先頭車クハ209型1000番代(クハ209-1001) 前面・側面の行き先表示、前面運用番号表示はLED
1999.8.24 逗子


▲VVVF制御装置を持つモハ209型1000番代(モハ209-1001) 制御装置は0番代ベースとのこと パンタにも注目
1999.8.25 松戸付近


▲補助機器を持つモハ208型1000番代(モハ208-1001) CP・SIVなどを装備するが、編成中央のユニット車は一部機器省略
1999.8.25 松戸付近


▲編成に2輛組込まれるサハ209型1000番代(サハ209-1001) もう1輛のサハ209-1002は弱冷房車となっている
1999.8.24 逗子


▲代々木上原方先頭車クハ208型1000番代(クハ208-1001)
1999.8.25 北千住 撮影・提供 石割太郎氏


▲209・217シリーズのPS28から乗入れ車仕様のPS21と思われるパンタとなった
1999.8.24 逗子

今回の1000番代では209系としては、10連もので初めて6M4Tとなった。これは地下線内の加速度を確保するためだと思われるが、中央に位置するMM’(M1M2)ユニットのM’車の補助機器などが、205系の様に一部省略されている。ただし、番代区分などはしていない。全体的に0番代を基本としているのか、車体は狭幅、幕板・腰板はダル仕上げ、また、関係メーカーから伝え聞いたところによると、制御装置も0番代ベースとのことである。なお、先頭車は地下鉄乗入れの関係からか、連結面間20mとなり、窓桟も含めて窓割は500・950番代と同様になった。行き先表示器が全面的にLEDなのも500・950番代と同じである。これまでの209・217シリーズと一番異なるのは屋根上ではないだろうか。パンタグラフが、これも乗入れの関係からか203・207と同じPS21と思われるものとなり、ラジオ受信アンテナが屋上から消えている。あくまで外観を見ただけなので、諸元・性能的なことは商業誌の詳しい新車紹介記事が待たれるところである。

 


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