笠取峠 (長野県立科町−長門町)
四月の天気の良い土曜日、懐かしい道と新しい道を走る。
練馬から佐久まではすいすいと何の支障もなく快走。今日は佐久平PAから八ヶ岳や蓼科が四月とは思えない鮮やかさで見えていた。
佐久ICを出たところで右折。突き当たりを左折すると国道141号線のバイパスで、すぐに旧道を横切る。この道は延長工事が続けられており、小海線を越え、佐久市岩村田から浅科に向かう県道44号下仁田浅科線で突き当たる。それを右折すれば、浅科まではのどかな田舎の一本道。
県道は千曲川の手前で旧中仙道に合流し、橋を渡ると上り坂になって浅科村の中心地に入り、国道142号線に合流する。佐久市中込から来るこの道は、所々路面が荒れているが、まずまず第一級の道である。
国道142号線に合流するとすぐに左にカーブし、望月に入る手前で分岐する。右は旧道で望月トンネルを抜けて望月の市街地に入ってしまう。1985年の夏に通過した時には旧道しかなかったように記憶している。1990年に来た時には新道が完成していた。
今日はその新望月トンネルを抜ける。これはバイパスで、望月の市街をぐるっと迂回して、次の尾根へと登っていく。
この尾根を越えると立科町。畑の真ん中に十字路があり、そこを左折すると女神湖を経て白樺湖への道。北から白樺湖へ入る時はいつもこちらの道を利用する。入口付近は狭く、センターラインもないが、女神湖へ近付くにつれて良い道になる。隣の大門街道より、こちらの方が走りやすい。
立科もバイパスになっていて、旧道との合流点が十字路になっている。右は国道254号線で、国道142号線は直進。その先から峠の登りが始まる。
立科側からはほぼ一直線に坂を登っていくだけで、一向に峠らしくない。5年前に反対側から来た時には、まだ道路が整備されておらず、立科のバイパスまでは細い道で、大型車だとすれ違うのがやっとという道だった。
快調に登り、このまま峠まで行けるかと期待したが、残念ながら最後の数百メートルがまだ未整備。荒れた路面に高速で突っ込んだので激しくバウンドし、CDプレーヤーが一瞬止まってしまった程だ。
それ以外には特に問題もなく峠を過ぎる。そこからは長門町。長門側からは少しは峠らしい道になる。と言っても幅も路面も申し分なく、4速で下れる程の道だ。10個もカーブを曲がれば下り切ってしまう。
下り終わると三差路に出る。右は丸子を経て上田へ向かう国道152号線。直進して和田峠の新道に向かった。
(1994.4.16)
今日は前の週に行った青木峠の周辺を走る。
遅目に出発したので関越に入ったのは既に13時近く。それでも佐久ICは14時半過ぎと快調なペース。今日は先週より天気が良く、青く霞んではいるが浅間も見えた。
浅科から望月、立科と来て今日は国道142号線の笠取峠を行く。前週工事中だった国道254号線との分岐点の手前も今日は渋滞していない。そこを抜けて峠を登る。松並木を横切り、あっという間に登り切る。
笠取峠の頂上は相変わらず狭いままだ。周辺の工事もともかく、頂上部分を広げてもらいたいものである。その頂上部でも工事はされており、渋滞に巻き込まれる。その工事は舗装改修とか称して以前から何も問題がなかった広い部分の舗装が無残に剥がされている。長門側では広い新道が半分位できており、近いうちに開通するようだ。(その後無事開通したそうです)
長久保の国道152号線との分岐点を右折して依田川沿いの広い谷に入る。3キロ余り走ると右手の山から下って来た国道254号線とのT字路。右手の山腹には前週通った道が見えている。ここから見るとかなりの登りであることが分かる。
丸子町腰越で左折し、国道254号線に入って豆石峠に向かう。
(1994.7.23)
諏訪から、新和田トンネルを越えて佐久ICに向かう途中、峠を越えた。
新和田トンネルで既に暗くなってしまい、真っ暗な峠を越えたため撮影はできなかった。
(1999.6.6)
久しぶりの国道142号線。本日は美ヶ原の王ヶ頭に一泊二日の旅。前橋で親父殿を拾うため、関越道で高崎ICまで行く。天気予報は晴れで、実際日も出ているが雲が多く秩父の山も見えない状態で、展望は期待できなさそうだ。
高崎ICから藤岡JCTまで戻り、横川SAで昼食。佐久ICで下りて国道141号を南下する。以前は途中で行き止まりだったバイパスが全通し、国道もこちらのみに変更された。郊外型の店舗が立ち並ぶ片側2車線の道に以前の面影はない。
小海線の高架が見えてくると長野新幹線と小海線が交わる佐久平駅前、その先の十字路を右折して県道44号下仁田浅科線に入る。コンビニやファミレスがあって驚くが、すぐに以前の道に戻り、浅間も八ヶ岳も見えない曇天の佐久平の台地を進む。塩名田宿の手前で道は千曲川の谷に向かって台地を掘割って行くと記憶していのだが、案内標識は掘割ではなく直進してバイパスを行くように指示されている。同乗者に地図を見てもらうと千曲川から先はどうやら最近できたばかりのようで、2005年度版のツーリングマップルにも載っていない。千曲川を新幹線の橋と並んで渡り、トンネルに入る新幹線と分かれて台地から布施川の谷に下る。谷間を進むと望月トンネルに程近い地点で国道142号線に突き当たった。
後は以前のままで、国道142号線を望月から立科へと走る。女神湖へ向かう県道は付け替えられて、以前の農道のような道が県道に指定されていた。そのすぐ先、重用していた国道254号線が右に分かれている交差点からが笠取峠の道。途中、松並木を撮影しただけで、すぐに登り切るが、うっかり峠にある石標をとり損ねてしまった。
下りは前回の時点で既に新道になっていたはずだが、今回初めて線形が分かる。地形の関係で高規格だが豪快な下り。旧道を見つつ、集落の中を抜けて国道152号線との交差点に出た。
右折して武石峠に向かう。
(2005.5.28)

笠取峠の松並木。旧道と新道が交差する地点から立科側を見たもの。

同じく笠取峠の松並木で、同じ地点から峠側を見たもの。
言うまでもなく右が新道で、左の旧道は画像左下の車止めで半ば封鎖されているが進入は可能なようだ。

立科側から見た笠取峠の切り通し

長門側の峠道。ご覧のとおりの曇天で、美ヶ原からの展望は残念ながら皆無だった(T_T)