峠道よもやま話その5

栗生峠の思い出
宇田川さんからいただいたメールです。40年を経て再び訪ねた峠。その間に峠は一度廃道となり、また復活しました。
掲載の許可をいただいた宇田川さんに改めて感謝申し上げます。m(_ _)m

私がはじめてこの栗生峠に差し掛かったのは丁度今から40数年前のころでした。
車の底は轍にはまり、ガードレールのない矮小な道を利根村の老神温泉に行くためにひたすら車を操っておりました。峠にトンネルがありました。
蔓草に絡まった壁に「栗生ずい道」と刻まれていました。

トンネルは手掘りのトラック一台がやっと通れる広さで、土塊が間断となく落ちていましたし、涌き水もありました。
丁度12月で(当時はかなり気温が低く)トンネル内は凍土でツルツルでした。こんな中をバスが通っているとは聞いておりましたが、想像を絶する峠のトンネルでありました。
私のクーペ(四輪スパイク)は呼吸を止めて一気にその中を駆けぬけました。
真夜中の峠越えでした。

その後、椎坂峠完成に伴い廃道になったと聞いておりましたが、今年2月降雪の中を利根村側から登ってみました。
道は昔に比べて大差なく、それでも冬場を除けば利用者があるらしくかなり登り安い雪道でした。
トンネルは整備されコンクリートで出来た立派なもので、そのトンネル工事と平行して作ったダム湖がありました。立派なトンネルを抜けると、その下方に上毛高原ゴルフ場の入り口が見えました。

今や、白沢ー利根 両方の口より通行可能です。
峠一覧のうち、状況の項目に一助になればと思い記しました。

ちなみにknosの栗生峠紀行はこちらです
(最終更新2002.9.6)

峠道よもやま話へ戻る


トップページへ このサイトについてへ 峠道一覧へ 峠道の往き還りへ 峠道のための器材へ 峠道よもやま話へ 群馬の峠道考へ リンクへ