とにかく、"近年稀に見る"馬鹿映画。 ギターをしょって、日本刀で立ち回る男。あほすぎてなかなかイカしてました。
とにかく、全ての阿呆さ加減に、拍手の嵐を贈りたい。
まず、アメリカ映画なのに、世界大戦で、アメリカがロシアに占領されたという設定がすばらしい。 しかも、ラスベガスだけが占領を免れて、「エルビス・プレスリー」がキングとしてロックの町を作り上げたという、 頭の悪い、味噌っ歯のヤンキーが考えそうな設定をそのまま映画にしてしまえるところもすばらしい。
宣伝文句の通り、「子づれ狼」+「ギターを持った渡り鳥」の様相で進む物語や、 ラスボスとの対決がギターソロ対決という意味不明さなど、面食らう部分も多いですが。 そういう映画じゃないんです。
とりあえず、げらげら笑って、殺陣のスピード感を楽しんで、 主人公の異様な雰囲気を楽しみましょう。
馬鹿も極めるところまで行き着けば、一流です。