PATRICIA KAAS

ヌーベル・シャンソンの旗手。
低くて厚みのある女声と、全てを絞り出すような歌い方がとても好き。
おまけに、とっても美人。

パトリシア・カース

ジュリア・フォーダムのCDが欲しくてCDショップに行き、間違えて、買って来たのが彼女のシングルだった。
(その頃、車のCMソングという情報しか知らなかった。)

始めのうちは気に入らなかったのだが、高校生ぐらいになってから、ハマりだした。
彼女の曲がわかり始めると、いろんなことが、見えてきた。

音楽におけるベースの重要性、規則に裏打ちされたコードの外し方、ドラムの微妙な跳ねの心地よさ。
ルールと技術に裏打ちされた音楽の面白さを、彼女は教えてくれた。

極端に狭かった僕の間口を、少しだけ広げ、そしてある意味では倍以上狭くしてくれた歌手。