USO de NEWS 3号
2000年8月2日

画期的燃料方式の新技術開発される 米国ハーラー・ダブッタソン社

ハーラー・ダブッタソン社(本社:米国ミルウォーキー市)は本日、今までハイオクガソリン仕様だった同社モータサイクルを、新しい燃料仕様に変更することができる新技術を発表した。この技術による製品の出荷は、今後2フェーズに分けて行われる。

第一フェーズで使用可能となる燃料は「生ごみ」で、日本を含む極東方面におけるごみ問題を知った同社が、これを解決することができる新製品を開発することにより、この極東地域への新車出荷台数を飛躍的に拡大することを狙っている。

既存車種で対応するには、ガソリンタンク、キャブレターまたはインジェクションユニット、エア・クリーナーを交換する。各年代別に用意されたフィーチャーは、同型・同色のユニットがあり、これに交換することができるため、外見は全く変わらない。しかしながら、燃料代が殆どタダになるというメリットを受けることができる。仕組みだが、ガソリンタンクに似せたタンク内でバクテリアを自動培養し、生ごみを瞬間的に分解し、メタンガスを発生させるというバイオ・テクノロジーを応用している。このメタンガスと空気を混合する専用インジェクションユニットとエア・クリーナーは日本製。生ごみ1kg当たり約9秒という分解速度は世界初で、同社は今後生ごみ処理場のプラント開発も着手する予定。予想燃費は、35km/生ごみ1kg。

第二フェーズで使用可能となるものは「ウンチ」で、しっかりした堅さのものが使える。柔らかいものは、付属の専用のコッヘルで水分を10%程度まで蒸発させることにより使用できる。分解するバクテリアは昨年発見された「ウン・チクサイ菌」という新種が使われる。ウン・チクサイ菌は学習能力があるため、使用するに従って燃費が徐々に向上する。導入当初の予想燃費は、ウンチ1kgで約100km。年9.31%の割合で効率が上がる計算。新燃料システムによる燃費は、新しい国際USO単位として「Kusai」が使われることが決まっているので、カタログ上では100Kusaiと表示される。なお、このシステムの欠点は殆ど無いが、強いて言えば排気ガスがオ○ラ臭い点が挙げられる。オクタン値は931。

石油業界はこれをビジネスチャンスと考え、ガソリンスタンドを順次ウンチスタンドに替えて行く方針を打ち出した。ただし、燃料自体に臭いがあるので、スタンド従業員からの反発を考慮し、給ウンチはセルフサービスのみとなる。

この新技術に関し、日本のHobby Worldのkita氏は、以下のようにコメントしている。
今まで北海道や東北の山中でガス欠になることが恐かったが、この技術によってウンチが出ればいつまでも走れるようになるのが嬉しい。ただし、便秘の時は燃料補給ができなくなるので、非常時には近くにいる人から補給してもらえるように、照れずに「ウンチください」と言えるように、精神を鍛えようと思う。また、農村部にある「肥溜め」が都市部にも設置されれば、とても心強い。今後、ハーラー・ダブッタソン・ジャパンによる、高速道路のサービスエリアでの肥溜め解禁の署名運動に参加したい。

なお、新車へのフェーズ2燃料方式の採用は2002年モデルから予定されている。同社では全ての車種を新燃料方式にしていく方針で、便秘になっても安心して走れるようにするため、予備燃料として全国コンビニで販売する「ウンチ缶」の開発を石油業界各社と進めている。

注意:このニュースはUSOdeNEWSが想像に基づいて作成しているので、真実に基づいていない可能性が100%あります。信じることで被る損害について一切の責任を追いませんので悪しからず(笑)。

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