USO de NEWS 14号
2003年8月14日
愛馬と会話しよう 「テッテケ・リンガル」発売

愛馬と感情を込めた会話ができる画期的商品、ついに日の目を見る。その名は「テッテケ・リンガル」!

ペットブームの現在、愛犬の言いたいことが分かるという売りで、世界で始めて発売された「バウバウ・リンガル」が大ヒットしている。現在これを入手することは困難で、バウバウ・リンガルを付けている犬が誘拐されるなど、市場は過剰な反応を示している。これに味を占めた製造メーカーは、今年に入ってから、ターゲットをペットからハーラー乗りに向けてきた。なんとハーラー・ダブッタソンのツインカム88が何を言いたいのかを分析し、液晶画面に表示するというから驚きだ。 ツインカム88エンジンは、ハーラー・ダブッタソン社の秘密製造工場で生産されているが、どうもエンジン内部に耐熱ICチップを埋め込んでいるらしく、ショップに設置されている専用コンピュータと接続することで、エンジンの具合が手に取るように分かる。 退職した元製造工場エンジニアがこの情報を外部に漏らしたと言われているが、バウバウ・リンガルの製造メーカーは分析用コンピュータを開発、ついに販売するに至った。

稼動原理は一切非公開だが、当社でテストした結果、以下の機能と注意点がある。

エンジンと親密な会話できるが注意が必要
エンジン内部のICチップは感情を持っているので、オーナーであるあなたのことをどう思っているのかがわかる。 「実は私、あんたのこと好きだったんだよ」とか、「早く手放してくれないかな」など、あなたのこれまでの運転に応じて、愛馬が今まで言えなかった感情が一気に吐き出されることがある。 そこで最初は愛馬との間で世間話から始め、いきなり不満を言わせないようにしたほうがいい。 これは男女が交際する場合と一緒で、天気の話や趣味の話から始め、好きな歌手のことなど、徐々に進めていただきたい。 
愛馬の整備がこれまで以上に必要
「テッテケ・リンガル」により、愛馬が整備を要求してくるようになる。このため、これを無視して運転すると、愛馬の不満が爆発する。その結果、愛馬がその先運転されることを拒否する可能性があるからだ。
 
愛馬を中古で売れなくなる
これまでの記憶を全て吐き出すことが可能となるため、愛馬を転売した場合の注意事項がある。たとえば前オーナーに対する不満を新しいオーナーにぶちまけることが考えられる。また、同乗者のことも記憶されるため、分かれた彼女のことを新しい彼女にバラしてしまうかもしれない。「テッテケ・リンガル」の発売によって、今後はターラー・ダブッタソンの中古市場にも異変がありそうだ。
 
盗難が無くなる
テッテケ・リンガルは、リモコン上の液晶画面に情報を発信すると同時に、リモコンから大音響の警報音も出すことができるため、家の中にいるオーナーに異常を知らせることができる。 したがって盗難対策グッズとして最高の機器となると見られる。

テッテケ・リンガルは確かに画期的であるが、ハーラー・ダブッタソン本社が圧力を掛けてくることが懸念されている。事実、テッテケ・リンガルの開発者と同社販売課長の自宅には、不幸の手紙が届いている。

テッテケ・リンガルに対してHobby Worldのkita氏は次のような歓迎の意を示している。
これは、我々オーナーにとって素晴らしい発明だ。愛馬と交流することで、末永く愛馬を健康的に維持でき、所有するというより、愛馬と同棲するという気持ちになれる。 しかし、可愛がらないとエンストするなどの報復に出られるので注意が必要だ。 カスタムする前にも、あらかじめ相談しないとヘソを曲げるかもしれない。 愛馬は生き物だということを十分に分かって欲しい。

注意: USO de NEWSは、Hobby Worldが単なる想像に基づいて作成しているため、真実に基づいていない可能性が約100%あります。信じることで被る損害について一切の責任を追いませんので悪しからず(笑)。 また、転送することは自由ですが、あなたの品位を疑われれても、当方は一切関知しないのでそのつもりで (^_-)-☆

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