USO de NEWS 12号
2002年4月20日
秩父の山、名称変更の危機

埼玉県の秩父山系にある「堂平山」は首都圏のハイカーに人気ある山だが、今その名称を変更しなければならない危機に陥っている。
きっかけになったのは、ハーラー・ダブッタソン社(本社:米国ミルウォーキー)による埼玉県に対する民事告訴。

ハーラー・ダブッタソン社は、生産の追いつかない程人気の出ている「ダイナ・ローライダー」の増産を行っているが、日本において今年9月に発表される「FXSダイナ・ローライダー」の全国プロモーションを行うことが決まった。 ところが、埼玉県にある「堂平山」を登る人のことを「どうだいらー」と呼んでいることが今回問題となった。

メリケン人によると、「どうだいらー」が「ローライダー」という発音に類似しており、誤解されることを懸念している。
ハーラー・ダブッタソンでは1977年に「ローライダー」の名称を商標登録しているが、堂平山の名称は一般的に呼ばれているだけで、商標登録されておらず、裁判になった場合は埼玉県の敗訴は避けられない。ただし、万一ハーラー・ダブッタソン側が敗訴となった場合、事態はさらに深刻になる。これまでに販売された「ローライダー」は、1977年にさかのぼってその名称変更をする命令が出るからだ。その場合、「ローライダー」は「ローハイド」に変わる可能性が高いと見られている。これは、Hobby Worldにおいてkita氏が、「キャンプの焚き火にはローライダーが似合う」と発言したことから来ている。キャンプ=西部劇=ローハイドという単純なロジックは、さすがメリケン人と言えるだろう。

埼玉県知事は江戸時代の古文書を探し出し、秩父奉行が堂平山の名称を認可している事実を確認しているが、これが登録商標として認められるかどうかは疑問とされている。

これに対しHobby Worldのkita氏は以下のようにコメントしている。
「ローライダー」を愛する仲間とって名前が変わることは、自分自身の名前を変えろと言われたことと同じだ。応じる訳には行かない。もし変えるとなると、ホームページ上の更新が大変だからだ。会社を休んで更新するための保証金が欲しい。時給650円とすると、1週間で........えっと結構掛かるぞ。

注意:このニュースはUSOdeNEWSが想像に基づいて作成しているので、真実に基づいていない可能性が100%あります。信じることで被る損害について一切の責任を追いませんので悪しからず(笑)。

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