第二段 ヒロさんの...ローライダー購入までの道 2000年9月26日
ローライダー購入までの道...
第二段となる今回は、静岡県在住のヒロさんです。
よかったら掲示板に感想などをお寄せください。
ヒロさんのプロフィール(ご自身による紹介です)
住所: 静岡県
職業: 薬局のおやじ
趣味: バイク、オーディオ、機械いじり
家族: かみさん、子供×2
運動神経:すこしにぶい
■過去の車歴(乗ってない時期の方が長いですが)
S56年:ヤマハパッソル、ホンダCB50
初めてバイクをまたいだのは借り物のハスラー50でした。田んぼのあぜ道をこけまくりながら
(シフトが分からなくて)走りました。初めて自分で買ったバイクはCB50です。
いいバイクでした、バラバラにしても簡単に組み直せたし。
S58年:ホンダCB250N
上京してすぐ中免取得、完全におのぼりさん状態で、渋谷にバイクで遊びに行ったのはいいんだけれど
何処にバイクをおいたか分からなくなってしまい、半日迷子になっていました。
S61年:バイクを降りる。
急右折車に激突されバイク全損、自分の運動神経のにぶさに恐怖しバイクを降りる決心。
事故成金?となりスバル360という変な車に乗り換え。
以降S61〜H11年まで空白期
社会人になってすぐ東北地方に配属。スキーとバイクってどこか似てるなーと思いました。
静岡県に転勤になってから脱サラ、薬局のおやじになる。
H12年:カワサキZRX400
突如バイクに乗りたくなる。バイク熱が復活と言うよりは爆発し大型免許取得のためZRX購入。
同12年:FXDL`00
ZRXはパーツ代になる予定。
■ハーレーへの道
ハーレーへのあこがれ
つきなみですがやっぱり映画「イージーライダー」が衝撃的でしたね。
でもあまりにも当時の状況からはかけ離れた世界だったので現実味がなかった。チョッパーに対しては
仮面ライダーのサイクロン号と同じレベル(現実感のなさ)でした。
ハーレーとの出会い
ちゃりんこで走っていると後ろから「バリバリバリ」と爆音を発しながら何かが来たんです、トラックか
何かだと思って後ろを見ると・・・・・中2の時です。
交差点でたまたま並んだので、怖かったですね当時。得体の知れない機械音が「ガシャガシャ」
排気音が「バリバリ」。なにせ20年以上前の記憶ですから記憶に残っているのは音だけ。
学校でスーパーカー(ブームだったんです)を見た時と同じぐらい興奮して話題にしたのを覚えています。
事故
バイクに興味を持ち始めて、とりあえず原付からスタート、中免取ってと順調だったんですが、
限定解除にトライする勇気が無くその上貧乏学生でしたから大きなバイクを買うお金もないし。
でも自慢のCB250で奥多摩なんかに行くとやっぱり大きいバイクにはかなわないんですよね。
そうこうしているうちに、事故でバイク全損になっちゃうし、怖くて乗れなくなってしまいました。
悪友がバイク熱に火を
突然バイク熱が復活したんです。悪友がバイクを乗っているのを見て急に乗りたくなってしまいました。
15年以上のブランクがありましたが、どうせ乗るなら大きいのに乗りたい。
限定解除が
あこがれの限定解除が大型免許と名前を変えてとりやすくなった。
とにかく近くの教習所に行き「私は運動神経が怪しいが大型免許が取れるか?」
との問いに「必ずとれます」とのお言葉。気づいたら申し込んでいました。
炎天下の下2週間で取りました。
なぜハーレー
長いブランクを埋めるべくZRX400を購入し、教習所通いを続ける中、タコメーターの右半分を
使っていないことに気づきました(笑)。僕には速すぎたんです、たかが400で・・・・
100km以下でゆっくり走っても楽しいバイクが欲しかった。歳かなー
ゆっくり走ってもかっとんでも楽しいバイク、ハレーなら期待に応えてくれるかも・・・。
■なぜローライダー
イージーライダーの影響か出来る限りヌードに近いFX系が初めからねらいでした。
その名前
名前自体にあこがれていた。同年代の人には分かってもらえますよね。「ハーレーダビッドソンローライダー」
これですよ!
対抗馬FXST
本当はFXSTにも十分魅力を感じていたんです。というよりは初めはST系を買おうと思っていたんです。
とくにスタイルは古くて新しい、日本車が真似しまくっているのもうなずけるかっこよさだと思います。
ただTC88Bが僕には少しイメージと違ったんです。アイドル時にも全く揺れないすばらしさ?
となるとST系は選択肢から全滅。ああ・・・バランサーがなければ。
対抗馬エボのFXシリーズ
エンジンとしては中古のよいものが有ればエボの方が良かったぐらいです。エボの評価はとても高いようですし。
ただ中古にしては高すぎる!程度の良いエボは新車と変わらないプライスがついていますよね。でもこれからもっと
高くなっちゃうのでしょうね、TC88よりエボッて言う人も多いですから。乗り比べが出来ていないので私の選択
が正しかったかどうかはまだ分かりません。
対抗馬ショベル
まずいんですよね。あこがれそのものが現役で走っているんですから。20年前に出会ったのはショベル以前の
モデルのはず、今でも欲しいです。ただ初心者には難しそうなヤツですしもう少し経験積んでから考えようかと
思います。
対抗馬Z1300
ハーレーじゃないんですけど、すごく欲しかったんです。直列6気筒DOHCっていうのは当時車にもないすごい仕様
だったんです。欠品だらけで大変らしいですがこれも今でも欲しいです。
対抗馬○ェニックス
バイブスによく宣伝の出ている直輸入のチョッパーですね。ショベリジが当たり前のこのシリーズ、リジットは腰に
とても良くないとのことで、残念ながら却下。持病の椎間板ヘルニアが悪化しそうなので。かっこはいいんだけどなー
参考ジャパニーズアメリカン
ジャパニーズアメリカンって変な日本語ですよね。リーズナブルな上壊れない。ただ全く迷わなかったですね国産買う
なら水冷4発か6気筒の旧車です。びっくりしたのは国産Vツインのためにプッシュロッド風後付パーツ(これをつけ
るとOHCがOHVに見える)というのが発売されていると言うこと。そこまでするかなー。
ついにFXDL’00
揺れるエンジン、低回転時の振動、今となってはフレッシュなリアサス、2眼のメーター、ダブルディスク
文句のつけようのないヤツです。ああこいつに会えて良かった。
ビンテージのハーレーファンにはTC88はあまり受けが良くないようですが自分にとっては初めてのハーレーですし
50年乗ればこいつもりっぱなビンテージかな。
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■買うとなったら
ショップ巡り
買うとなったらとにかくじっとしていられない性格で自分でも困ります。私の町にはショップがないので近隣の市区郡
のショップを片っ端から冷やかしまくり、大変ご迷惑をかけました。
本買いまくり
本屋さんにあるハーレーと書いてある本はすべて買い、古本屋さんにもずいぶん行きました。ただショップのオーナー
の一言のほうが重いですよね、実感がこもっている。
個性的なショップオーナー
HDも個性的ならオーナーも個性的な人が多いですね。そのなかでもたぶんもっとも個性的なオーナーの経営する
ショップから購入することを決めました。ショップとは長いつきあいになるわけですからこれから購入しようという
方は色々お店にいって見た方がよいと思います。
家内を説得
実はほとんど反対されませんでした、というより勝手に買ってしまいました。ショップ巡りの時に家内も連れて回って
いたので最初からあきらめていたようです。「欲しい」といい始めてから(免許もないのに)納車まで1ヶ月かかって
いなかったので「びっくりした」そうですが。問題は「私も乗りたいわ」の発言のほうかも。
■乗ってみて
予想以上に
大排気量の狭角Vツインがなぜ生き残ってきたのかがよく分かりました。予想以上に面白いですね。まだ慣らし運転中
ですから回せないんですが3000回転くらいまででも十分楽しい。特にFXDシリーズは生き物みたいに揺れ動くエンジン
が与えられていますしね。それにピストンやらプッシュロッドが動いているのが実感できる!
すべてがアメリカ人サイズなのでハイウェイペグにつま先しか架からないッっていうのも笑えます(もちろん私の足が
短いせいもありますが)。それに自慢のでかい手もアメリカ人にはかなわないのかスイッチ関係もまさに手に余る大きさ。
このユーザーに媚びを売らないところが気に入っています。
これから
やはり少しずつ気に入ったパーツをつけていきたいと思います。ステップだけはすぐ変えましたが。
それと今年9月のブルースカイヘブンに行って思ったのですが「イベント」というのもハーレーの楽しみの一つですよね。
ハーレーに乗っていると言うだけで共通の話題が出来る、友達もできるというのがよく分かりました。
家内にも免許を取ってもらい二人でツーリングにいければなお楽しいかな、と思っています。