ベルクさんの大型自動二輪免許 取得記 その3


○第一段階 3,4時限(2000/9/4)

 昨日に続いて、今日も2時間連続教習。今日はいよいよ銀色のバイクに乗るらしい。
初めての大型バイクである。でもって感想は・・・・。
細かい取りまわしはまだしていないので分からないが、やっぱりトルクがあって、
加速がいいって感じ。直線路は40Kまで速度を上げるんですが、楽々ですね。
ただし、基本姿勢のニーグリップをちゃんとしないと、いい気になってアクセル開けると
体が置いてかれて、ちょっと危ない・・・・。

でもって、外周グルグルストップandゴーをひたすら繰り返す。前回気になった後ろ
ブレーキも、ポジションにゆとりがあるのか気にならない。

ぐるぐる・・・・楽しいね
ぐるぐる・・・う〜ん
ぐるぐる・・・
ぐるぐる・・・
   ・・・・・“おーい、いつまでやらせるんじゃ!!”

中型の同じ段階の学生が、なんか苦労しているらしく(なんで?)、ほっとかれてしまいました。
しかし、念力が通じたのか、あそこのパイロンをスラロームして、交差点を通過してかえってこいと言う。

“うっしゃ!!”
でもってスラローム初体験。指導は何もないけど、アクセルオフで寝かして、オンで起こすということは
予習していたので、何とかこなす。
一回パイロン踏んだ(触れたのではなく踏んだ)けどまあまあじゃんと思った。
そんでもってあっという間に教習終わり。
なんか、得るものなかったような気がする・・・・。

最後に教官から「元気に乗れてて良いです。ちょっとアクセルのタイミングがずれてますが」という
お褒め?の言葉をいただく。ちょっといい気分。
まあ、今後はスラロームはあまり問題ないかなと思った(後で大間違いと判明)。


<帰宅後のお話>

 今日は朝一の教習だったので、嫁がまだ寝ているうちにそ〜っと家をでてきた。
ただ、こんなのも変な話なので、帰宅したら通い始めたことを告げようと決めていた。

 「あのさ〜、教習所通っていい?(もう通ってるぞ(笑))」
 「別に〜、もう通ってるんでしょ」
 「?!」

家の嫁、既に知っていたようです。まあ、トイレに行くにも、風呂に行くにも何処へ行くにも
バイクの雑誌や免許に関するHPのコピー持ち歩いていたんですから、バレてても
不思議ではないですね。昨日のこともあるし・・・。

 というわけで、特にお咎めなしでした。しかし、バイクに対する理解は全く得られておらず、
嫁の免許取得はおろかタンデムすら絶対いやだという始末。

まあ、少しづつ洗脳していけば良いかと思う。


>当HPの掲示板にカキコいただいたMariさんへ
 報告しました。
 教習所に通うようになってから、車の運転にも注意を払うようになりました。
 安全運転、今のうちに態度で示しておきます。
 有難うございました。

 でも、Mariさんのご主人と同じで、バイク買っても、納車されるまで報告しないでしょうね、私も(笑)。


○第一段階 5時限目 (2000/9/7)

 6時限目はシミュレーター。
皆さんご存知ですか?シュミレーターではなく、シミュレーターですよ...なので、平日にこなしておくと、
週末にたっぷりまた乗れる。
 そう考えたら突然「風邪」をひいてしまったらしい(謎)

予約を活かしておく為に、平日の午後からキャンセル待ち。でもって何とか乗れる。

 今日はいよいよ課題にはいる。ステップアップ教習のため、また赤いバイクに乗る。

課題はスラローム、一本橋、急制動、波状路を順にこなしていく。いよいよかと気を引き締める・・・・
ちなみに、気を引き締めるとヘルメットの匂いが気にならない・・・。

<スラローム>
 750でうまくいってたから楽勝と思っていたが、上手くいかない。後半になって、曲がりきれずに
パイロンを「踏んで」しまう。何故だ・・何故だ・・・・?
理由は簡単でした。この間のパイロンは、練習用に間隔が広いものだったようす。
でもって、今日のは規定のもの。まずは、ニーグリップが甘いと指摘され、締める。
後ブレーキを使って速度コントロールしろといわれるが、怖くて出来ない。

倒しこみは怖くないのだが、スラローム中にブレーキをかけることに恐怖を感じる自分を発見した。
ブレーキを使うと今度は倒しこめない・・・どうしたもんだ。

<一本橋>
 一本橋は、ニーグリップをしっかりして、体ではなくハンドルを小刻みに動かすことによりバランスを
とる、そして視線は前方へと予習していた。
数回落ちたが、なんとかなりそう。落ちた時は、ニーグリップが甘いと指摘された。

バイクを乗ったことのない人間にとって、ニーグリップで普段使わない動きだよな、これ。
「SKIのボーゲンを意識しろ」との指導で、少し納得。

<急制動>
 ジワーとかけるそうだ。前と後ろのバランスも重要らしい。ロックすることなく、無難にこなしたが、
まだ、後ろの制動が強いらしい。でも、前ロックしたら転ぶじゃん。
痛いじゃん。危ないじゃん。ピザ屋でバイトしていた頃の、数回の前輪ロック転倒がどうやら記憶に
刷り込まれているらしい。

<波状路>
 とりあえず、半クラ固定でアクセルワークだけでこなしてみろとの指導。
もちろん、基本フォームの手ほどきも受ける。挑戦・・・何とかなってるような気がした。
でもって、素朴な疑問。
 “バイクは後輪が駆動するから、ヤマは後輪が越える時に空けてやるんだよな〜”

上記の思考により、当然視線は後ろタイヤへ・・・うまく見えない・・・。
見ていた指導員、すかさずこの間違いを指摘。
 「頭だけ前にいっている。でもって、膝はチャンと曲がっている。お尻が突き出ている
  ・・・・・・・変!!」
上記の私の姿を想像する

 “・・・・浮かばない・・・・もう一回想像する・・・・お尻を突き上げてワンワンポーズ・・・・
  ぐえっ、知人には見せられない格好だろ、多分。”

でも、本当の初心者は教官にとって想像も出来ないような思考が働くんだよな。
前タイヤが乗ってトルクをかけるというのが当たりまえなんだろうけど・・・。
教官って、子供に接するような柔軟な思考が必要なんだと思った次第。
でもって、教習終了。上手く出来なかったけど、最初だからこんなもんでしょう。
先は長いんだし・・・。

免許取得まで(5/32終了)


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