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数台でツーリングする際の考慮点  2006/3/20

これまでに私が経験してきた事を参考にしていただければと思い、仲間とツーリングする際のポイントを掲載させていただくことにしました。

集合時のマナー

集合場所に集まる直前に、ガソリンを出来る限り満タンにしましょう。もし半分またはそれ以下の場合は、集合時にリーダーまたは先頭車になる方にその旨を告げるようにしてください。また、カスタムしてガソリンタンクが通常より小さい場合や、燃費が悪い場合も事前に告げるようにしましょう。

走行前の確認

どんな場合であっても、先頭車を決めておくことです。そして先頭車が行っておくことは
1. 一緒に走る方々のレベルを概ね理解しておく
2. 初心者がいる場合は、隊列の前方に入っていただくように順番を決めておき、初心者が最後尾にならないようにする
2. 工程(道)を理解しておく。
3. 全員のバイクのガソリンが満タンか、あのどの位走れる量が残っているか確認する。
4. 次の休憩または給油場所がどこなのかを告げてからスタートする。
5. 仲間の中で止まって欲しい場合(給油・トイレ・写真撮影をしたいなど)は、手でお腹を叩くアクションで仲間同士で合図するという説明をしておく。
千鳥走行

ソロで走行する場合、車線の中央を走るのが一般的でしょうが、数台で走る場合は考慮することがあります。それは千鳥走行です。つまり、先頭車から最後部まで、一直線に並んで走るのではなく、下図のように千鳥模様になるように隊列をつくることです。これにより、3台目と4台目の方が先頭車を確認することができるようになり、先頭車のブレーキ・タイミングを確認して早めの対応をすることができます。
ただしこの千鳥走行は、狭い道では行わないことが重要。そういう道では一直線に並んで走るほうが安全です。






このように、隊列内で車間距離があまりに離れることは好ましくありません。なぜなら、途中に車が入ってしまい。3台目以降が先行車を見逃してしまうなどにより、曲がり角で直進してしまい、離れ離れになってしまうかもしれません。それより問題なのは、このケースでは3台目のライダーが、先行車のスピードに追いつく技量が無く、離れている可能性があるという点です。これは先頭車がバックミラーで後続車を確認し、考慮する必要があるのです。もし離れてしまう方が初心者の場合はスピードを押さえるようにするか、一旦停止して問題があるかどうかを確認することです。









走行中の心掛け

2台で走る場合は、並んで走行するなどにより、お互いの様子がFace to Faceで理解できるでしょうが、3台以上の場合は考慮が必要です。
先頭車が走行中に心掛けることは:
1. やむを得ない場合を除き、急加速を行わない
2. バックミラーで常に隊列を確認し、直ぐに離れてしまう方がいないかどうかをチェックする。
3. 停止して欲しいという合図が無いかどうか確認する。
4. 信号待ちで隊列が離れた場合は、少し先で待つ。
5. 右折・左折・分かれ道に差し掛かった場合は、早めにウィンカーや手で合図を行う
6. すり抜けは基本的に行わない。
参加者が走行中に心掛けることは:
1. 仲間が停止して欲しい合図をしていないか確認する。
2. 給油の希望がある時は早めに先頭車に知らせる。
3. 信号待ちで離れてしまった場合は焦らずに停止し、先で仲間が待ってくれることを理解して安全を優先する。
4. 先行車が万一すり抜けした場合で、自分自身にすり抜けする自信が無かったら、躊躇することなく停車し、仲間に悪いなどとは思わないで割り切る事。

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