50男の大型自動二輪免許 奮戦記 その4


6月28日(水)
えぇ、平日でやんす。 
この教習所、25日(日)と7月1日(土)が休校日とのことで、これじゃぁ、時間がとれやしないと
思った50男、先日、後先考えずに、山勘で水曜日に二時間入れてしまったのですなぁ。 
何という大胆な、不適な、会社を会社と思わない。
新しいプロジェクトの会社稟議を先週通して、さぁ、始めるぞっという

今週に! すごい!三宅島が爆発の危機、けれども、問題は今日の雨・・、誰かの歌みたい。
頭が全部教習所のコースと化した50男は、破れかぶれなのさ。
夕べも3時半ころ起きてしまった。 
激しい雨音。
ゾゾゾッーー、風邪ひいて、咳が残っちょるっつぅに。 と一眠り。
さぁ、どうだ、朝だぞ、そんなに降らないだろうって、見たら雨。
しょうがない、決死の覚悟で行くぞ! 
下はジーパン、上Tシャツ、それに雨合羽上下を着込み、完全武装完了。 
今日は、9時と10時です。 
平日で、検定試験無しの日です。

二段階 4時間目
教習開始を待っているのは、自分を入れて3人へ。貸し切り状態かな。 
隣の若者に声をかける。
「ねぇ、雨、止むといいですね」
なんて年寄り臭い語りかけだこと。 
若者曰く、「そうですね」で、会話終了。
っっと、見る間に雨がやみ、空が明るくなってくるではないか!
何だ、何か現れるのか? キリストか? スーパーマンか? ペプシマンか? 
で、日も差してくるぞ。 これは、暑いぞ!
装備変換! なんか、ミッドウェー海戦の空母赤城の格納庫状態? 
しかし、下は T シャツだ、しょうがない我慢しよう。

はーーい、市野瀬さん、今日は2コースやりまーーす。 覚えてきましたか? 
はい、黒板に指でコースを書いて下さい。 だと。
書きました。 正確に。 OK。 
で、注意事項を立て板に豆の如くおっしゃる。 
へいへい,聞こえてました。
じゃ、自分で回って、一回終わる毎に、エンジン切って、降りて下さい。
何せ3人ですからね。 
先ほどの若者は、今日が7時間目で最後らしいです。 
最後の仕上げか。

スタートーーー、おっと、アレッ,どこに行くのだっけ??? レレレのレ。 
頭真っ白。 戻ろう戻ろう!  教官・・・どこ行くの!
覚えてたんじゃないの?? コース分からないと練習になりませんよ!
オッシャルトーーリ。
少ないので、バッチリ見られてるんですよねーー。 
コースは、やはり一本橋絶不調。 
2回目なんか、全然前輪も乗れず通過! 
思わず、笑ってしまった、ひきつってたけど。

教官曰く、「コース、ちゃんと覚えて走れるようにね。次、走れないと問題だよ!」 
おおお、休憩時間におさらいしておこう。
でも、本当に雨が止んでしまった。俺って、晴れ男? まさか,今まで雨じゃん。 
次の時間も天気はもちそうです。

平日での二時間目。
雨のハズが、何か、時々日も差してきて、雨合羽が暑いだけのシロモノに。
全体で6人位いたでしょうか。 
ひたすら検定第二コースを間違わない様に走る。 
まだ、コース取りを間違えたりするものの、大体、走り切れるようになった。 
ブレーキングは、ポンピングブレーキにすること。
交差点を曲がるときは、交差点中央の直近の内側を通るようにとの注意を受ける。
あとは、やはり課題です。 
それも、スラロームのリズムと一本橋。
最初、あれだけ絶望した波状路は、あまり苦にならなくなってました。
で、この二時間、嘘のように雨の上がったコースで教習終了。 
もう、コースも大部分が乾いてきている状態でした。 よかった、よかった。
最後、教官曰く、今度は、第一、第二コース走りますからね、シッカリ覚えて来て下さい。
そうか、あと二時間だ。 大丈夫かな??? 
一本橋さえ、通過すれば、なんとか、誤魔化せるのでは???
と思いつつ、帰路につくのでありました。
ところが、しばらくしたら、また雨が降り始めたではないですか・・・、
いやーー、ラッキーでした。

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