バッテリーの充電を理解しよう

バッテリー充電、みなさんどうしていますか? やっていないのでは? それが一番多いでしょう。
都合が付かなくて1か月乗らない時、梅雨の頃、真冬、結構乗らない期間ってあるものです。

バッテリーは何もしなくても自然放電します。
純正アラームをつけている場合などでもアラーム自体がそれなりの電流を消費します。



さあ、充電について真剣に考えて見ましょう。
あなたの駐車スペースが家から離れている場合...... ACコンセントが無いので日常的な充電はできそうもありません。
ACコンセントが近くにある方は充電を考えて見ましょう。

【バッテリーに負担が掛かる瞬間とは】
1.セルモーターを回す時
セルを回している間の負担は最大限になります。かかり難い場合、続けていつまでもセルを回すことが絶対に避け、一旦メインキーをオフにして10秒くらい待ちます。それから再度セルを回す。つまり一旦バッテリーを休ませることで、ある程度は電圧が復旧します。これを忘れないでください。

2.バッテリーを充電する時
実は充電を行なっている時にバッテリーへ負担が掛かっています。
負担を和らげる充電を行なうことで性能は長期間維持できます。
【充電に一番いい方法】
それは30分以上走ることです。放電しながら充電すること。これが一番バッテリーに負担を掛けないことになります。頻繁に乗ることが最良のバッテリー状態を維持することになるのです。でもそれができない場合はどうしましょう?
【ガソリンスタンドなどで行う急速充電は避けたい】
現在のハーレーに使用されている密閉型バッテリー(MFバッテリー)はとても高性能なバッテリーです。しかし、どんなに優れたバッテリーでも、一度上ってしまうと、性能は大幅に低下してしまうのが構造上の宿命。ましてや、バッテリーに一番負担がかかる急速充電は、最も避けたい方法の1つです。
【バッテリーを定期的(1ヶ月とか)に充電する】
昔々、私や先輩諸氏が行なっていた方法です。1ヶ月乗らないでいると、かなりの自然放電が行なわれ、それを補充電するにはそれなりの電流を流してあげなければなりません。バッテリーに負担が掛かる瞬間です。上ってしまうよりマシですが、最良の方法とは言えません。
【トリクル充電する】
車庫で眠っている間、バッテリーを常に満充電にしておく装置があります。危険性やバッテリーへの負担はありません。トリクル充電です。病院や工場など、停電してはならない場所における非常用バッテリーでの充電に使用されている方式です。トリクル充電中は、バッテリーが満充電になると、電流が充電器内の「逃げ回路」を通るようになるため、バッテリーへの過充電をゼロにするのです。負荷を一切かけないまま、バッテリーの寿命を最大限に引き延ばす浮動電圧値を正確に保つ充電方式です。市販品としてこれをお勧めしています。


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