第七回のブルースカイヘブンは、第五回までの開催地であった富士スピードウェイに戻ってきた。トヨタによる全面改修工事は、以前の面影を一切残さずに一新していた。F1が開催できるように設計されたレーシングコースとピットは今年4月に完成したばかりのため、目を見張るものがあった。
とはいえ、イベント会場とキャンプサイトがコースを挟んで反対側に配置されていることはとても不便であった。周囲を循環するバスはあるものの、ほぼどれもが常時満員状態であり、とても気軽にイベント会場とキャンプサイトを行き来する気にはなれなかった。地形的にしかたのない設計にため、この先毎年この思いをすることになる。キャンプサイトは芝生のはずだったが、これも4月にオープンしたばかりとあって、まだ芝が育っていなかった。下の写真では緑色に見えるものの、芝生固有のフカフカ感は無かった。
肝心のレーシングコースだが、体験走行で走ってみた。ピット側にある集合場所からペースカーに続いてコースに出る。いきなりのスタンド前ストレートコースを加速し、右カーブ。タイヤがしっかりとグリップしている感覚がある。一般道や高速道路とは全く違う。時速100km以上でカーブしても、道路幅が充分にあるためだろうか、恐さや不安感が感じられなかった。
夜になるまでにHobby Worldのエリアには沢山の方が集まってくれた。遠くのキャンプサイトからも挨拶に来てくれた皆さん、ありがとう。また来年もここで会いましょう。