2004年の夏、日本の盗難バイクが大量に台湾で発見された。台湾警察の白バイ警官や高雄、台北警察の貢献である。今回、日本の警察および国際警察との連携により8台のバイクが日本に帰ってきた。通常の輸入と異なり、盗難されたバイクの返還には複雑な手続きが必要であるが、私の所属する全国二輪車環境改善ネットワークの仲間の協力により、横浜まで戻すことに成功した。
今まで盗難車が海外で発見され、それが日本に戻ってくるということが無かったことを振り返ると、この返還は大きな出来事と考えて欲しい。しかしまだ日本で盗難された大量のバイクが持ち主不明のまま保管されている。残念なことに、私達が台湾を訪れて現地の保管場所を確認したところ、ハーレーは見当たらなかったが、今後も盗難車の返還に対しては積極的に貢献していきたいと考えている。