2004年3月13日 スーパー蕎麦通リングin埼玉
私がこれまでに食べ歩いた蕎麦屋のうち、埼玉県内の3店を選んでみた。場所柄、4名でのツーリングになったので、一般公開することなく開催。スーパー蕎麦通リングと銘々したのは、私がお勧めするという意味を表したものだ。
蕎麦屋の開店は遅い。1件目は11時30分の開店と同時に入店。窓際を確保した。
蕎麦屋の楽しみ方は2つあると思う。「蕎麦を楽しむこと」と「蕎麦屋を楽しむ」こと。
広い座敷の1軒目は、蕎麦屋を楽しむ店。バイクなのでダメだったが、ここは美味しく日本酒を飲める。昼間からお酒を飲むことに対して変な目で見られる日本だが、蕎麦屋とは江戸時代から飲み屋だった。そして今でも蕎麦屋では堂々とお酒を飲むことができる。この店では日本酒を注文すると「焼き味噌」が供出される。これがまた旨いのだ。今回、それを飲めなかったのは残念である。
2軒目は秩父に移動。3色もりを注文した。実はここの店主、かなり腕がいい。実に地味な店先であるが、それがまたいいのだ。3色とは、せいろ/田舎と変わりそば。これが全部いい味わいを出すのがまとめて食べられる。値段は少々お高いが、蕎麦を楽しむというコンセプトにおいて私がお勧めしている。
3軒目はまた南部に戻った。恐らくこの店を見つけ出すことは難しいだろう。この日も地元の方々が私達のとなりで宴会を行っていた。この店の名前をつけた蕎麦を注文した。これを作った店主は凄いと思う。茶蕎麦を鯛で巻き、焼くのだ。そしてそれを京風ダシ汁で食べる。香ばしい蕎麦とダシ汁が最高の組み合わせだ。店主にはまったく脱帽する。
これらの店、いつか大人数で開催することを考えている。希望者は私まで申し出て欲しい。
今回、これらの店はそれまでの間、非公開とさせていただいた。
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