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曽我の梅林


2月1日から曽我の梅林で「小田原梅まつり」が始まった(2末日まで)。
JR御殿場線の下曽我駅を中心に、非常に広いエリアにまたがった、3万本と言われる 梅林は壮観だ。
早春の散策に最適。
例年、2月11日(建国記念日)に、梅林の中で流鏑馬が行われる。

曾我の梅

御殿場線は国府津/沼津間を結ぶローカル線だが、便数は少なく、 特に、御殿場駅、9時40分発沼津行き以降は1時間に1本になってしまうので、 接続に注意しよう。
(バス便は国府津駅/小田急新松田駅間に路線バスがある)。

下曽我駅までは一駅。新幹線の線路をくぐるあたりから、 車窓右側は梅林の連続だ。
駅前には案内板がある。梅見はコースを定めずぶらぶら歩くのがよい。
あちこちに梅林が広がり、馥郁たる梅の香がただよう。
主な梅林は別所地区、原地区、中河原地区の3地区に分かれるが、どこでも 楽しめる。
ひろさんのお奨めは、別所地区の山側。
人家の合間を縫うように 折れ曲がる道路を進むと、何処でも古木がびっしりと花をつけている。
下の梅林を立体的に見ることが出来、しかも山の斜面に沿って古木が多い。

箱根方面を望むと、明神ヶ岳や金時山が連なりその先が白く 雪を頂いた富士山。

付近の名所旧跡を訪ねたいのなら、中河原地区の 瑞雲寺(山の中腹、水道の給水タンクが目印)から→宋我神社→ 法輪寺→城前寺(曾我兄弟の墓がある)の順にまわると(逆でも良い)、古い 山里(人家と石垣と曲がりくねった道)の散策が楽しめる(40〜50分)。

曾我のこのあたりは温州みかんの北限で、11月〜12月にかけて、ミカンが色づく。
その頃の農道の散策は別の趣がある。
ここのミカンは、12月に収穫して、山間の小屋に貯蔵し、 梅の花の咲く頃出荷される。
何と、梅の時期のミカンの方が甘みが増し、味が濃厚になる。
おみやげは、梅干しの他にミカンがお奨めだ。

12月の曾我丘陵のミカン

12月の蘇我丘陵のミカン

帰路は、(下曽我駅まで戻るか、上大井駅まで歩くのも良いが)、 ひろさんは、古い街道を国府津まで歩くことを お奨めする(30分〜40分)。
バス道で、梅のシーズンは自家用車で渋滞しがちだから、イライラした運転手 を見ながら、快適なウオーキングとなる。尾根(曾我丘陵)を背にした街道は思いの外 暖かい。
国府津から「快速アクティー」がつかまればもう最高。

問い合わせ先
小田原市・観光課 0465-33-1521
小田原市観光協会 0465-22-5002
小田原市のホームページ


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