城ヶ島の“ウミウ”

ウミウ

毎年11月の下旬頃になると、北の方からウミウが渡って来て、城ヶ島で冬を過ごします。
200羽くらいが太平洋に面した写真の岸壁に止まっています。
遠くから撮った写真なので、ウミウは黒い点にしか写っていませんが、岸壁がウミウの糞で白くなっているのが分かると思います。
このウミウに混じって数羽のヒメウがいます。
ウミウよりやや小形ですが、遠くからでは識別できません。
ただ、ウミウは顔に白っぽい部分があるのに対して、ヒメウは首から先は真っ黒に見えます。
夏は顔の部分が赤くなるのですが、北に帰ってしまうので三浦半島で見ることは出来ません。

ウミウは横須賀沖の猿島にも渡ってきています。
昼間は、観音崎や久里浜湾などに来て魚を獲ったり、岩礁の上で濡れた羽根を乾かしているので、比較的近い所から観察することが出来ます。
ウミウ

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