沖縄の鳥

9月12,13日、団体旅行で沖縄に行ったとき、自由時間を利用して沖縄の鳥 を見てきました。 13日(日)は早朝の2時間ほど、那覇港に流れ込む国場川の右岸に沿って細長 く続く漫湖(まんこ)公園で探鳥を楽しみました。 川沿いの道には、おもいおもいにジョギングを楽しむ地元の人々の姿が見られま した。そこから川の向こう岸を見ると干潟が大きく拡がっており、沢山のダイサ ギとアオサギの姿が見られました。 シギやチドリの姿は、既に渡りのピークを過ぎたのかあまり沢山は見られません でした。でも、特徴のあるセイタカシギの姿は目立ちます。ダイゼンやチュウシ ャクシギの姿も見られました。
シロガシラ
シロガシラ

公園の中にはシロガシラの姿が見られました。本州では見られない鳥です。
全長:18.5センチ。
ヒヨドリの仲間です。南部琉球に留鳥として分布し、最近は沖縄本島南部でも相当数が繁殖しているとのことで、この時も4,5羽の若鳥と思われる群が見られました。公園の木の頂上で囀っていたり(ギョギョ ギョギョシと聞こえました)、樹の中の枝に止まったり、地上にいることもあります。

ミサゴ
ミサゴ

対岸の干潟の中に立った大きな杭の上でミサゴ(全長約60センチ、魚を好むタカ)が捕らえた魚を脚で押さえて食べていました。
300ミリの望遠レンズでも豆粒のようです。

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教えて下さい

公園内の草むらの中で数羽の見たこともない鳥が、白い穂先のある草を食いちぎって、近くの樹の中に運んでいました。
スズメくらいの大きさですが、スズメよりはスマートな体形。日本野鳥の会から出版されている日本の野鳥図鑑には載っていません。
インターネットで沖縄の探鳥記録を調べると、アミハラと言う鳥に関する描写がこの写真の鳥に合致するようであるが自信がありません。アミハラは本来沖縄の鳥ではなく台湾あたりから渡って来たそうです。
どなたかはっきりした種名が分かりましたらお教え下さい。

イソヒヨドリのメス
イソヒヨドリ

イソヒヨドリのメス。公園内で時々見かけました。沖縄中部の海岸でも美しい声で囀るイソヒヨドリを沢山見かけました。

ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ

全長30センチ。
沖縄本島北部にしかいない留鳥で、ノグチゲラ(キツツキの仲間)と共に有名な沖縄の鳥。いずれも絶滅危惧種で滅多に見ることは出来ない。
この写真は名護動植物公園のオリに収容されているものを写したもの。いつか山の中で自然な姿を見てみたい。

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