そぶかわさんの山の話
インド 世界遺産を訪ねる旅

lion2.JPG3月25日(木)から4月3日(土)までの10日間、インドを歩いてきました。
3年連続、6回目。延べ滞在日数も、はや60日となりました。
今回は、インド亜大陸中央部、デカン高原に点在する世界遺産を訪ねる旅です。
ボンベイからエローラ、アジャンター、サンチー、カジュラホを経てアグラへ。
150年前、統治していたイギリス人がトラ狩りに来て偶然発見したという仏、ヒンズー教寺院跡でトラの巣住かであったといわれます。栄枯盛衰とはこのことをいうのでしょうか。
朝は気温30度ですが、日中は40度にも上昇、空気はよく乾いています。連日快晴が続き、まず雨雲が湧きません。路上からの照り返しが凄く、徒歩の後はクーラーの利いた車へ逃げ込みます。新聞テレビは、最高気温38度になると報じています。
移動するのも、100、200キロといった単位の世界で、土地の広さを身をもって痛感します。
この酷暑炎天下で、農作業やコブウシを追う人たち。体の構造がどうなっているのでしょうか。緑濃い木陰でのんびりと昼寝をする人もおります。厳しい自然に逆らわず、素直に住み暮らしています。
人や動物や草木はひたすら猛暑に耐え、6〜9月のモンスーンの雨季を待ちます。ですからインドの観光シーズンは、10〜3月の6月間となります。
インド最大の都市ボンベイ(現地名ムンバイ、横浜市の姉妹都市)から10キロ先の小島、エレファント島へ渡った時、干潟にシオマネキの大群と小網代のクロベンケイカニ?より大きなサイズがおりました。インドで、初めてカニを見て感激。習性なのか、近づくとすぐ穴へ潜ります。
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