今度、インドの首都デリーへマクドナルドが初めて進出しオープンした。
ヒンズー教の聖なる牛は、この国の人たちは絶対に食しない。豚は、イスラム教の人たちが汚らわしいとして食しない。ビーフとポークを使わないとしたら残るは、チキンかマトンとなる。この国で食べるハンバーガーの味はいかばかりであろうか。
ムンバイ(旧ボンベイ、横浜市と姉妹都市)にあるインド最高級のタージマハールホテル。インドへ旅して誰しも一度は止まってみたい憧れのホテル。
海上より見たタージマハールホテル。旧館と高層の新館。手前に有名なインド門。戦前統治していたイギリス皇帝や女王は、この地からインドへと上陸した。
髪際の赤い粉はシンドール、ミセスの印。額にはテイカ、ヒンズー教シバ神にあやかる第三の目といわれ、装飾としても付ける。子供は母親譲りの高価なイヤリング。
バス旅で休憩した時に、もの珍しく子供達が集まってくる。
遠足に来た高校生
娘達の着ているのはパンジャビスーツ、サーリーより活動的。
黒い衣装はイスラム女性教徒のブブカ姿、国によってベールを被りチャドル、アバーヤともいう。
人は悪でもなく善でもないが、弱い存在である。大勢の男女が肌を見せて暮らしていると、弱い人間のこと乱れるに決まっている。お互い肌を見せないよう長い衣装を身につけて、男はとくに性的誘惑に弱いから女も惑わさないよう協力する、と教える。
広大なデカン高原、灼熱の太陽が地平線に沈んで行く。
世界遺産、アジャンターの石窟寺院。1819年、統治していたイギリス人が虎狩りに来て発見、1000年からの眠りから目覚めた。ワゴラ川つまりトラ川の意味で今も、周辺にはトラが生息しているという、要注意。
1500年前の古代インドの絵画としては最高傑作。洞窟内には、仏教伝説を綴った壁画が数多く描かれている。奈良法隆寺金堂内の壁画の源流といわれ、日本の仏教美術に大きな影響を与えた。国によって入洞制限等厳重に保護されている。
世界遺産、エローラの石窟寺院。とくに、このカイラーサナータ寺院が有名、900年前巨大な岩山を丸ごと掘り下げて進み、完成までに100年も要した。
世界最大の一体化した彫刻建築、間口46メートル、奥行き80メートル、高さ34メートル。
世界遺産、サンチーの仏教遺跡。釈迦の生涯を細かく彫刻してある。
世界遺産、カジュラホーのヒンズー教寺院、1000年前の建築。
男女の赤裸々な営みや生活の様子が表現された有名な石の群像、これもインド的でなまなましい。
絵はがき
ヒンズー教の人気者、クリシュナ神と娘。