成田から上海で乗り継ぎ、四川省の省都、成都へ一泊。
四川料理の本場、パンダの故郷、昔は蜀の都、諺に「蜀犬陽吠」地形的に年中曇天で晴れることがない、珍しく太陽を見た犬が驚いて吠えたという。

そぶかわさんの山の話  中国チベット 1/12


成都からチベット唯一のクンガ空港へ空路2時間、もし道路を車で行くと悪路と幾つもの山や峠を越えて、距離2000キロ所要10日はかかる。機上より大雪、小雪山脈を見る。成都は標高500メートル、クンガ空港は標高3700メートルといきなり富士山の頂上と同じ高さ。誰でも、すぐ初期の高山病(頭痛、寒け、吐き気)の兆候が現れる。
私たちの高級ホテルのベット脇に、酸素吸入装置があり半日は休養する。予防に酸素の塊である水、お茶を大量に飲用して、OSHIKKOの回数を増やす。

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無名峰標高5000メートルの山、高原状で雪はない。

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樹木がないので、燃料にはヤクの糞をピザ様に丸めて壁に貼りつけ乾燥させる。

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チベットの母なる大河ヤルツァンポ川、移動する羊の群。ヤクの革を丸め浮き袋にして作った革船、軽いので持ち運びも簡単。

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この日は5月1日Mayday労働祭で中国では休日。チベット各地から着飾った人たちが集まる。ラサのポタラ宮殿を上部より。

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広場よりポタラ宮殿を望む、世界最大の建造物。ユネスコ世界遺産指定、全高117メートル、東西360メートル、樹木のない高地では材木をどこからどのように運搬してきたものか。赤の宮殿と白の宮殿に別れ、部屋数1000余。建物内はヤクのバターの灯明が匂い、高山病に悩まされながら懐中電灯を手に歩き回る。

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人々は以外に薄着、エンジの着物はラマ教の僧侶。リヤカーを使って道路工事中。

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寺院では、布製の大仏画(タンカ)を補修中。お祭りには、城壁へ吊して礼拝する。チベット仏教のことを、ラマ教という。五体を全て地に印す、五体倒地礼の厳かな拝礼を続けている人たち。輪廻転生を聞かされる。

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チベット高原には、高山湖が多く「千湖乃域」といわれ、ヤムドック湖は標高4500メートル。遠くに7000メートル級の峰々。

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標高5000メートルのカンパラ峠、カラフルな経文旗(ダルシン)が風にはためく。

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「絵はがき」中国チベット標高5000メートルより望むエベレスト、中国名チョモランマ(聖母の峰の意味)。手前に仏塔(チョルテン)。

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