西馬音内盆踊り

国指定重要無形文化財 秋田県羽後町西馬音内
13.8.18

全国各地を賑やかに彩る夏の風物詩、盆踊りは数多い。しかし、国指定重要無形文化財の盆踊りとなるとその数は少ないとおもう。祖母から母へ、そして娘達へと受け継がれて数百年と伝えられ、子供の時から馴染んできた手足、体のこなし。飛び入りでは難しくて仲間入りはまず不可能。親子代々伝わる独特な絹の端切れを縫い綴った派手な衣装、また彦三「ヒコサ」頭巾は亡者を思わせる幻想的な黒い覆面姿。
秋田県山間の羽後町西馬音内「ニシモナイ」に伝わる伝統的な盆踊りである。各所にかがり火を焚き、その周りを数百メートルにも及ぶ楕円形の列を作って、大勢の若い女性達が夜の更けるまで優雅に踊り続ける。秋田は美人の産地、透き通るような肌の白さといったら、菅笠や彦三頭巾の下の素顔を想像するのも実にたのしい。

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店先ののれん

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町の中央の屋台、スピーカーで遠くまで流す。

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モデルの装い、店先で。

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独特な衣装の幻想的な流し踊り。

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世にも珍しい踊りの衣装。

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親から子、孫へと受け継がれて行く踊りの衣装

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彦三頭巾は亡者の姿と伝わる。

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私は、彦三頭巾を被って求愛するのではとおもう。

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照明はタイマツだけ。

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彦三頭巾を脱いだ健康的な女子高生。

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