10年、50年、いや100年の未来に中井さんの詩を読む人は、谷を守った人々の、掛け替えのない魂の模様を想うでしょう。
岸由二 (慶應大教授)* * * * * * * * * * * *
小網代の春夏秋冬を優しく詠いあげたこの詩集は、自然保護に捧げる貴重なメッセージだと思います。
淡路剛久(立教大教授)* * * * * * * * * * * *
私が訪れたころ、「小網代の森」はリゾート開発の波に飲み込まれようとしていた。
しかし、「小網代の森」は守られた。ここを愛する感性豊かな人たちの努力によって。
そのなかから、一編の詩集が生まれた。
それが、この詩集である。保母武彦(島根大教授)