エリマキトカゲ

有鱗目トカゲ亜目 アガマ科

全 長:60〜90cm

分 布:オーストラリア北部、ニューギニア南部

森林の樹上に住む。
くびの回りにえりまき状の皮膚飾りがある。この膜は舌骨(ぜっこつ)で支えられていて、敵にあうと広げて威嚇する。
膜は成長にしたがって大きくなり、成体では直径20cmくらいになる。
尾は長く全長の3分の2近くある。
おもに昆虫を食べ、餌をとるため地上にもおりる。
外敵に会うと、地上を後肢だけで走って逃げることもある。

* 舌骨(ぜっこつ)
下あごの、のどの近くにある骨の1つ。イグアナやアガマ類などでは咽喉垂を支えている。