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作品について

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 交響曲第9番

●チャイコフスキー
 交響曲第5番 第3楽章
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●吉松隆
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 トリプティーク

●ドビュッシー
 弦楽四重奏曲

 
新規 2004/02/11

ららトーク 「Bのワルツ」

「なぜ作曲するのか?」

私はもともと音楽を聴くことは好きではあったが、音楽の授業はむしろ苦痛であった。 何でそうなるのかが、まったくわからなかったからだ。

 例えば、合唱曲などで#や♭などの調号のついた曲、例えばト長調ならGをドと譜面を読み替えるのは何故か?せっかく読み替えているにもかかわらず、臨時記号で#とか♭がついている場合はそのまま無視して読んでいるのは何故?

  • これは後になって移動ド唱法であると知るのだが、学校で学んだのは中途半端な読み方だ。臨時記号があった場合、その前後で読み替えるのが正式だ。徹底した相対音感を育てるために大作曲家コダーイが開発した教育システムなのだ。
 中学に入学しても音楽の試験は、相変わらず30点とか40点とかいう点数であった。そんなあるとき熱心な先生が、音楽理論の基本をわざわざプリントしてくれて教えてくれた。その内容は転調とか移調なども含み、実際に曲を流してこの曲はハ長調からハ短調になりましたとか実況しながら解説してくれたおかげではじめて音楽というのはこうした仕組みでできているのかと知り感動したものだった。それから音楽の勉強をしてみるかという気になった。

そして気がついた。ドレミファソラシドは一つではなく、同じ音程をキープしながら12半音すべてに存在する。これがト長調とか変ホ長調とか言っている正体なのかと。なるほど、ニ長調の場合、鍵盤のDからドレミファソラシドを作るので、そのまま鍵盤を弾くとミにあたる位置(F)が半音低くなっているからF#とするのね。これをいちいち譜面に書くのが面倒だから調号としてFの位置に#を付けておく。こうした実にシンプルな決まりだったのか。

 そうするといかにも難しそうな変ホ長調とかいうやつもE♭から始まるだけのただの音階いうことで、今までわからなかった移動ド唱法の謎も同時に氷解した。これのおかげで音楽の試験でも80点以上は楽に取れるようになった。100点といかないのは聴音があったからでこれは今でも苦手。
でもこの聴音に関しても和声理論からどういった音が次に来るのか予想できるので、何とか回答することはできるようになっていた。これは音楽劣等生だった自分にとっては実に画期的なことだった。

そこからいろいろやっているうちに大学生のころ、作曲のまねごともできるようになった。
そのころの私は生意気なもんで音友の音楽大辞典を読んで「12音技法」とか使って作曲もしていたのだ。まあ今から考えれば対位法もまともにやっていないのに良くやっていたと思うのだが。

そして月日がながれて、作曲もあまりやらなくなっていたのだが、ここ数年、オケ趣味をやっているなかで、音楽の細部とか構造に興味がわき、また書きたくなってきた。

 作曲といっても和声のテンプレートをなぞっているだけの作曲ではおもしろくない。テンプレートを使うことによっていかにも洗練されているかのように聴こえるが、その実体は脳みそに汗をかかないで作れらたレトルト食品のようなものだ。商業音楽においては、そういうことをやるとすぐにばれるのだが、現代音楽と呼ばれるジャンルにおいても巨匠と言われている人の作品をただなぞっているだけの作品もかなりある。

そんな中で、真にオリジナルを追求してきた過去の偉大な作曲家は、「前進あるのみ」。常にベストを尽くしていことが彼等の勲章である。

その彼等に一歩でも近づき「音楽の真理を知ること」これが私の作曲する目的である。
ただ作曲にはかなり苦痛をともなう。音になることは楽しいが、音楽的能力や人生があからさまになる辛さがある。

 そんなこんなで、一応の形はできたので公開することにする。
 曲の作成は12月中から書いていてようやく完成。

曲名は「Bのワルツ」

曲名に特に意味はない。私は「山や海や川をみて感動」というイメージ優先の作曲はしない。音楽を映像や文学の従属物として考えたくないからだ。バッハのように論理構造と精神構造が一体となった無駄のない音楽を書きたい。ただこうは言い切ってはみるものの、その道は遠い。

本来は前衛的手法を取り入れて書くべきなのであろうが、たぶんそれでは、音楽をなぞるだけで精一杯になってしまうし、私には向いていない。不満ではあるが旧来の手法と妥協しながら書くことになる。
それゆえ、「様式が不統一」「幼稚な楽想」「ちぐはぐな流れ」になっているのではあるが、これが目下の私の表現だ。そうしたことを下手に直すと曲の持ち味が死んでしまうし、後から聴いてもおもしろくない。「おもしろくて洗練されている曲をかくこと」は現在の課題だ。

「人は100メートルを10秒で走れることを知っていても、それをできる人はほとんどいない。」こうしたことが、創作してみると良く実感できる。

●追記

曲はFinaleという楽譜ソフトでかいていたのだが、途中でSibeliusに変更。その後、すいすいと作曲がはかどった。Finaleの場合、操作が冗長なので何かやるだびに何かを忘れてしまうこともあり創作の妨げになる。その点、Sibeliusの方は直感的に音符入力やスラーなどを入れることができるので手書きしている感覚に近い。演奏機能も優れていて、大抵の楽譜の表情記号をそのように演奏してくれる。そのためスラーやクレッシェンド、強弱記号など表情記号を付けるのがつい楽しくなってきてどんどんと付け足してきた。

 そのため譜面は、グスタフ・マーラーのような細かい指定のある楽譜になって、なかなかかっこがいいのだでもやり過ぎかな。

  • Sibeliusではスラーは音符をクリックして「S」キーを押して長さを「スペースキー」で調整する。クレッシェンドは同様に「H」キーになる。なかなかこの操作性は快感だ。


●使用PC

用 途 マスタリング、MP3ファイル変換
メーカー アップルコンピュータ
仕 様 CPU :G4 863MHz
メモリ :640MB
HD  :内臓HD 60GBにSeagate IDE 7200rpm 60GBを追加
OS :MacOS9.2

用 途 ソフトサンプラー、シーケンサ
メーカー 自家製
仕 様 マザーボード:MSI MS-6714(v1.X) Micro ATX
CPU :PentiumIV 2.4GHz
メモリ :1.0GB
HD  :Seagate IDE 7200rpm 80GB、80GB
OS :Win2K SevicePack3

●使用ソフト
種 別 製 品 名 メーカー
シーケンサー・楽譜作成 Sibelius 3.1.1 英語版 The Sibelius Group
ソフトサンプラー GIGA STUDIO 160 TASCAM (Nemesys)
マスタリング Digital Performer 3.1.1 MOTU
リーバーブ Altiverb
(インパルスデータ Amsterdam Concertgebouw)
Audioease
マスタリングソフト DP3.11 MOTU
MP3エンコーダー iTune アップルコンピュータ

●サンプリングCD
タイトル メーカー フォーマット
EastWest Grandioso Bosendorfer 290 GigaSampler

●曲データ

作曲者 ららトーク(?〜20XX)
作 成 幅田 圭一
曲目 Bのワルツ (ピアノソロ曲)
演奏時間 3:13
作成日 2004年2月10日
ファイル   B's_waltz.mp3 4.4 MB

感想は、「みんなの製作曲」のコーナーにてお願いいたします。

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ペンネーム:ららトーク   作者:幅田 圭一 Habata,Keiichi
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