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執筆日: 2003/03/26

ギガスタ弐号機製作記

ギガスタ弐号機  昨今のライブラリの巨大化は、ギガスタにおける限界値である160同時発音数と800MB未満までのメモリ限界を軽く超えて来ている。こうなっては2台目を製作する必要があるということで、製作することにしたので報告する。

※メモリの限界値には諸説あるが、私の環境(Win2K)においてはこの値が限界値であった。故に1GB以上のメモリ搭載は現状のところ無駄ということだ。

●弐号機の仕様

 弐号機においては初号機における不都合を解消しようと以下のように考えた。

1.マザーボードはIntel製で安定化を目指す
2.メモリはメーカ製のものを採用する
3.小型化&静音化
4.音質の向上

このコンセプトに基き以下の仕様で組むことにした。

マザーボード:MSI社製 845GEM-L
CPU:PentiumIV 2.4GB
メモリ:DDR333 グリーンハウス製
本体HD:シーゲート製 40GB(7200回転 流体軸受け)
ライブラリ用HD シーゲート製 80GB(7200回転 流体軸受け)
ケース:Windy EX700R
サウンドカード:DELTA1010

●弐号機の検証

1.マザーボード[MICRO ATX Intel 845GE]

マザーボード さすがにIntel製のマザーということでまったく安定している。 PentiumIVは、やばいという情報もあったが、本機ではまったく大丈夫。 USBコントローラは、USB2.0規格であるのでまったく問題なし。 マザーは、グラフィック機能内臓なので、静音対策としても上策。 今回は小型化するためにMICRO ATX仕様にした。

2.メモリはメーカ製のものを採用する。

メモリ  ギガスタ専用機では、いろいろなトラブルの元になるノーブランド製品は厳禁である。
今回は、PeintiumIVのFSB512対応のメモリとしてDDR333を採用。
前回に比べて、ライブラリの読み込みが早くなったような気がする。
こちらもメーカ製なので実にしっかりと安定している。

3.小型化&静音化対策

アダプタ  当初、小型化にするためにキューブ型を考えていたのだが、静音面で不利なようなので断念。 かわりに、電源を外付けのACアダプターを採用することで大幅に静音化できた。 とは言え、完全に静音というわけではなく、CPUクーラーやケースファーンの交換や内部に防音 シートを張るなどの対策余地はあると考えている。 ちなみにこのACアダプタは結構でかいのでちょっと置き場所に困っている。

4.音質の向上

Delta1010  現状のDelta Audiophileでも音質的に問題はないレベルだとは思ってはいたが、音では定評のある Delta1010の方も気になっていたのでこれを購入。さすがにアナログで聴く分においてはかなりの 解像度の差と音質差を感じたが、デジタル(S-PDIF)で出力する分においてはそれほど大きな差はない と感じた。
ただし、この場合は、AudiophileとDelta1010をデジタルで接続し、Delta1010から出力した音な ので当然なのかもしれない。
逆にいえば、一つよいオーディオカードがあるならば、それに安価なオーディオカードをデジタル接続することによって良い音を得ることができるということだ。
Delta1010の出音に関しては、ハイファイ・オーディオ向きの中音域がややリッチな響きで、わりとクラシック向きな音で良い意味で色づけされており気に入った。Digi001などは、結構派手な音でこれはこれで好きなのだが、828はかなりおとなしく癖のない音でこれはこれで良しとしても面白みに欠けるので私好みではない。 オーディオカードの選択は、なかなか比較できる環境が整わないと難しいが、Delta1010は安心してお薦めできるレベルと思っている。

あと気になる点としては、Delta1010のMIDIインタフェースがプチノイズの原因となるという情報がある。 確かにプチノイズがたまに発生するのだが、その原因についてはいろいろと考慮すべき点があるので判定は難しい。単純なケースだと録音レベルがオーバしていたとか、MIDIのエックスプレッション値に段差がある、ギガスタの同時発音数の限界を超えたという事象でこれは値を修正すれば直る。難しいのは、偶発的に発生するもプチノイズで、これはデジタル接続のクロックも十分あやしいところなのだが、車からのノイズとかの周辺環境の影響とか、コンセント側の電源が安定していないということもあるかもしれない。
現状気になるレベルというほどのことでもないので放置しているが、何かわかったことがあったら随時報告していくことにする。

●まとめ

 やはりギガスタが専用機が2台あると、かなり制作にゆとりが生まれる。2台同時に鳴らすことができるため各楽器間のバランスを調整しながら録音することができるので、作品が音楽的になっていくような気がする。従来のように後からミックスでやってもよいのだが、これだとどうも物理的な音量調整はできるけれども、細かな音色調整はできない。このためよい作品をつくっていくためには、もう後、3台ぐらいはほしいところだ。 今後台数が増えてくるに従って発生する問題としては、設置場所と電源確保、静音対策、発熱対策といったとこであるが、徐々に増やして行きたいと考えている。

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ペンネーム:ららトーク   作者:幅田 圭一 Habata,Keiichi
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