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中国のトイレ

写真と解説



















サンプル
●中国の一般的なトイレである左のトイレ3について考察することにする。
◆提案1 なぜ扉がないのか

◆提案2 なぜ前を向くのか

◆提案1の考察
■経費の節減、扉を作れば当然その分経費がかかる。
■扉を作るとそのぶん中が暗くなる。照明をつけるにはお金がかかる。そういえばこの手のトイレに照明がついているのを私は見たことがない。
■扉をつけると開け閉めのスペースが必要になる。広くすればするほど経費がかかる。
◆提案2の考察
■前の方が明るい。人は明るい方を見る習性があるかどうかは分からないが暗い方を見るより明るい方を見るほうが健康的である。
■扉がないのだから後ろを向くより前を向く方が危険を察知しやすい。
■後ろを向けば用が終わると180度向き直ってから出るが、前を向いていればそのまま出られる。

●付録
■ニーハオトイレとは
入り口に扉がなく仕切りの壁も低いので座っても頭が上に出ます。隣の人の顔が見えるのでニーハオと挨拶するところからニーハオトイレといわれています。左のトイレ3が中でも近いと思われます。
トイレの呼び方
一般的には”厠所”、俗な言葉として”茅房”、”茅厠”。他に化粧室という意味で”洗手間”、バスタブなどとユニットになったもので”衛生間”などがあります。男子トイレは”男厠”、女性トイレは”女厠”です。
トイレに行く動作を言う場合は年代によって使用に差があり、年輩の人が使う言葉で”解手”、”洗手”、”方便”があり、”方便”が最も上品な言い方です。若い人が普段使うのは”上(去)厠所”、”去一号”などがあり、後者は特に女性が好んで使う言葉です。人差し指を立てて動作を知らせることもあります。
日本の和式トイレと中国のトイレの最大の違い
中国のトイレには「ドアがない」「しきりがない」ということもありますが、最大の違いは中国のトイレは入った後、向きを変えますが和式の場合は向きを変えません。つまり用をたすときの便器の向きが逆だということです。さらに日本のトイレにはところによって男女兼用のものがありますが、中国では男女の別はきびしく、どんなに条件の悪いところでも、男女の別ははっきり保たれています。逆に言うと、同姓同士は肌を見せ合うことには比較的おおらかなのです。
トイレットペーパーについて
中国語を習い始めると日本語と中国語は同じ漢字でも意味が違いますから注意しましょうと言って、必ず出されるのが”手紙”です。中国語でトイレットペーパーという意味です。またテレビのクイズ番組などで問題に出される場合もよくあります。ところが中国を旅していて”手紙”という文字を見たことも聞いたこともありません。トイレットペーパーの包装紙には”衛生紙”と書いてあり、ぐいぞう氏自身もホテルなどでトイレットペーパーがなくなったときに”衛生紙”という言葉を使います。この疑問について聞いたところ中国の地域や世代によっても使い方に違いがあるそうですが、ふつうは”衛生紙”を使う場合が多いようで”手紙”は少し古くさい表現のようです。
※トイレのイラストは MINGMEI さんに書いていただきました。感謝!


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