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GEORGE HARRISON with ERIC CLAPTON and HIS BAND

1991年12月 6日(金)広島サンプラザ

曲目          
1.I Want To Tell You        14.Got My Mind Set On You
2.Old Brown Shoe 15.Cloud 9
3.Taxman 16.Here Comes The Sun
4.Give Me Love 17.My Sweet Load
5.If I Needed Someone 18.All Those Years Ago
6.Something 19.Cheer Down
7.What Is Life 20.Devil's Radio
8.Dark Horse 21.Is'nt It A Pity
9.Piggies アンコール
10.Pretending 22.While My Guitar Gently Weeps
11.Old Love 23.Roll Over Beethoven
12.Badge  
13.Wonderful Tonight  
    ※10〜13 Vo ERIC CLAPTON

ジョージ1991年日本公演のショット ジョージ・クラプトン1991年記者会見のショット

来日メンバー
ギター:ジョージ ハリスン (ザ ビートルズ)/ギター:エリック クラプトン (ヤードバーズ クリーム)/ギター:アンディ フェアウェザー ロー/ベース:ネーザン イースト/ドラム:スティーブン フェローン(アベレージ ホワイト バンド)/パーカッション:レイ クーパー(エルトン ジョン バンド)/キーボード:グレッグ フィリンゲインズ/キーボード:チャック リーベル/コーラス:テサ ナイルズ/コーラス:ケティ キスーン

 

 1991年12月6日(金)、私は広島サンプラザにて、ジョージ・ハリスン・エリック・クラプトン・コンサートの開場を待っていた。開場を待つ間、友人と話していたのだが、指定席と立ち見席とでは並ぶ列が違うということなので友人と別れて並んでいた。一人になった私は、福岡から来たという私と同じ歳ぐらいの男性と話をしていた。彼は、広島のチケットを購入した後に福岡の追加公演が決まり仕方がなく広島に見に来たと言う。さらに、話をしている内に彼もバンドやっていてベースを探していると言うことだった。色々と話していると開場時間が来た。

 ホールの中に入り席を探した。PAをちょっと覗いて見ると色々なツマミやボタンが付いているのが見える。19時を少し回った頃、会場が暗くなりジョージとクラプトン、そしてバック・バンドが出てきた。

  一曲目は「I Want To Tell You」だった。以外とオープニングにぴったりだったのに驚いたのだが私は「Taxman」がオープニングだと思っていた。曲が終わりジョージは「コンバンワ ヒロシマ!!」と一言。続けて「Old Brown Shoe」。この曲もすごくライブに合う曲だ。

 三曲目はジョージのMCで「Taxman」。次に「Give Me Love」バックの青い照明が曲とマッチしていてとても印象深い。更に「If I Needed Someone」と続き、次の曲が始まったが何なのか分からない。インストメンタルみたいな始まりだ。次の瞬間に聞き覚えのあるギターソロが聞こえた。「Something」だ。この始まり方は最高の演出である。

 次の「What Is Life」を終えた後にジョージは「ヒロシマ サイコー サイコー!!」とノッている。続いて「Dark Horse」と「Piggies」ではクラプトンはステーシから下がっている。2曲共終わり、ジョージはクラプトンを紹介しステージに下がっていった。

 クラプトンがボーカルを取ったのは4曲。1曲目は「Pretending」。3曲目の「Old Love」はジョージと演奏してほしかった。4曲目に「Wonderful Tonight」を演奏してくれ感動。さすがにクラプトンのギターは凄い。本物のプロフェショナルだ。私はステージに近かったのでクラプトンの指使いがよく見え少し勉強になった。

 ドラム・ソロが始まり曲は「Got My Mind Set On You」ジョージの再登場である。もちろんクラプトンも一緒。次はヒット・アルバムのタイトルから「Cloud 9」。続いてビートルズ・ナンバーの「Here Comes The Sun」。ジョージがソロになって最初のヒット曲の「My Sweet Load」と続き「ジョン・レノン!!」と言って始まった「All Those Years Ago」、「Cheer Down」。

 次に「Devil's Radio」。「ゴシップ・ゴシップ〜」のコーラスがかっこいい。私は曲が終わった後、大声で「ゴシップ」と叫んだ。憶測だが、これ以来ジョージは曲が終わると「ゴシップ デヴィルズ・レィディオ!!」と言うようになったのでは? そして最後の曲「Is'nt It A Pity」でステージから下がった。

 長い時間アンコールを待つとジョージは戻ってきた。ギターをつまんで「ア テイスト オブ ハニ〜」とおどけた見せ、いきなり「While My Guitar Gently Weeps」が始まった。曲中「ベリー ナイス テゥー」と気分が良さそう。曲が終わり「ヒロシマ サイコー エリック クラプトン サイコー!!」。

 アンコール最後の曲は「Roll Over Beethoven」。この曲の中間にドラム・ソロとレイ・クーパーのパーカッション演奏があって、この間、ジョージはドラムセットを置いてある台の上に座りレイ・クーパーと観客のやり取りをにこやかに見ていたのが印象的だった。曲が終わりバンドメンバー全員で手をとり観客に挨拶をした。

 最後、父さんに抱かれた女の子がジョージに花束を渡していた。そして日本では2度と見れないコンサートは終わった。


ライブ音源

公式盤 ●Live In Japan  公式盤

 ジョージの日本公演の公式録音盤。ツアー後半の大阪と東京公演から録音されている。ジョージとジェフ・リンがプロデュースしていて、かなりジョージの性格が出ている編集になっていてライブとは思えないくらいクリーンな音になっている。

 エリック・クラプトンのコーナーは収録されていない。でも、このプロデュースでクラプトンの曲を聴いてみたかった。(どのように聞こえたのだろう?)

 ジョージにとっては17年ぶりのライブ。ジョージ自身の曲を集大成したような曲目で、更に日本で親友クラプトンと一緒にオーディエンスの前に出てきたジョージ。本当に良いコンサートでした。

 

海賊盤 ●Hiroshima 1991 海賊盤(ブート)

 1991年12月6日の広島公演を丸ごと収録した海賊盤。オーディエンス録音でアナログカセットテープで録音されたような音質。観客の話声も聞こえるが、演奏が全面的に聴こえ、特にジョージとクラプトンのギターソロが非常にリアル。Piggies、CloudNineの前でカットあり。また、All Thoes Years Agoのイントロでテープのヨレ的な音がある。

 公式盤に比べてライブの雰囲気が十分に伝わってきます。また、クラプトンのコーナーも収録されていて、公式盤に比べてクラプトンのギターが冴え渡っているのが分かります。

 ツアー終盤で「ロール・オーバー・ベートーベン」の曲構成が変わりましたが(公式盤ではツアー終盤バージョン)ここでは、ツアー前半のドラム・ソロやレイ・クーパーのパーカッション・コーナーも盛り上がっているのが聞けます。

 

●Live In Peace 海賊盤(ブート)

 「Hiroshima 1991」と同じ広島公演から別ソース。DAT録音により音質は上記タイトルよりは高音がハッキリしている。音質が綺麗にはなっているものの、観客の歓声が大きい時もありジョージのMCなどがちょっと聴き取り難い場面も。(アンコール時にジョージが「ア テイスト オブ ハニ〜」と言っているのが「Hiroshima 1991」より小さく聴こえる)

 カットインなどは無く全編綺麗に収録されていていますが、DAT録音での音の軽さも気になります。個人的には「Hiroshima 1991」の方が好みです。

2004/ 5/2


 

ツアー・パンフレット

パンフレット

 今回の日本公演のためのパンフレット。ジョージのツアー前の写真やビートルズ時代からのあゆみ、エリック・クラプトンのあゆみなども詳しく紹介されている。また、音楽評論家の湯川れいこ氏のエッセイも載っている。

 

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