滑り方 
Back
スラロームとは?
 一列に並べたパイロンの間を、縫うように滑っていくパフォーマンスです。スキーのオフトレとして行われることもありますが、今ではトリックスラロームと呼ばれるジャンルまででき、見た目の面白さや、チャレンジしてみる面白さもぐっと広がっています。
 スラロームは初心者も上級者も、一緒に気軽に楽しむことが出来るパフォーマンスなのです。

 今のところルールといったものはなく、むしろそのパイロンの間を自分の思うままに自由なスタイルですり抜けて行くことが大事です。要はみんなで楽しもうといった感じです。
 シンプルにフォーワードパラレルですり抜けたり、スピードを競ったり、飛燕などのような複合技にチャレンジしたり、みんなで繋がってトレインをしたり、何人かでシンクロして滑ったりといった楽しみ方もあります。

 パイロンの間隔は、国内では1.5mが標準のようですが、自分のレベルや好みで広げたり狭めたりして楽しみましょう。並べる数は並べられるだけ、好きなだけ並べても良いですが、大会によって、15個とか20個とか決まっているので、それを目安にしても良いでしょう。
 なお、最近はヨーロピアンスタイルのスラロームも人気が出てきています。パイロンの間隔が60cmからあり、比較的幅が狭いのが特徴です。日本のスラロームのようにスピードはあまり出ませんが、その分繊細なバランス感覚が要求されるため難しいです。1.5mに慣れてきたら、チャレンジしてみるのも良いです。海外のページを参考にしてください。

 スラロームの練習で大事なことは、パイロンを倒した数だけ上達するということです。初級者も上級者も自分の新しい滑りにチャレンジするので、同じようにパイロンは倒しますし、その分上達します。倒したパイロンを後で立てるのも良い練習だったりします。
 どんどんチャレンジしてみましょう。きっと滑るたびに得るものがありますよ。
 

スラロームの基礎

スゥイズル(2003/7/6up)
<ビデオ>
右足だけパイロン通過(WMV,277kB)

<説明>
 本来のスゥイズルはパイロンの真上に体が来るようにして行うのですが、左図のように片足だけ、パイロンを通過させるようにすると楽しく練習できます。
 スゥイズルはまずつま先を開いて(逆ハの字)立ち、椅子に座るような感じで腰を落としながら膝と脚を開いていきます。
 脚が完全に開いてしまう前に、つま先を内側に向けて脚を閉じます。閉じるときには腰を上げて「気をつけ」の姿勢をするような感じにすると良いです。
 重心はつま先を外側、内側と振りやすいように、かかとに持ってくると良いです。
 基本的に前向きに滑るときはかかと荷重で、後向きに滑るときはつま先荷重にすると滑りやすいです。

スゥイズルは次のフロントクロスへと繋がる技ですし、何より転ぶ心配の少ない技なので、ぜひ気軽にチャレンジしてみましょう。
 この片足だけを通す練習だと、反対側の足の練習がおろそかになりがちなので、左右両方やりましょう。特に走行中にパイロンの右側、左側と交互に移ることで、自然とパラレルターンの要領が掴めて来るはずです。ただスゥイズルはインエッジを使う技なので、どちらかというとAフレームターン(スキーのボーゲンのような感じ)に近いです。


フォーワードパラレル(2004/3/10 更新)

ビデオ
大袈裟なフォーワードパラレルのビデオ(WMVファイル,211kB)
少し速めにした場合のビデオ(WMVファイル,198kB)
高速パラレルのビデオ(WMVファイル,367kB)

<説明>
 スキーのパラレルターンの要領で、小刻みにパイロンの間を滑って行きます。最初は結構難しいですが、これができるようになれば、一気にスラロームの面白さが加速します。
 Aフレームターンやスピンストップが大体できるようになったら、挑戦しても良いと思います。

 フォーワードパラレルは、両足のかかとで地面を蹴ると同時に、ウィールのエッジを利かせて、急ターンを繰り返す技です。

 ターンが鋭いので、できればスゥイズルをマスターしてから臨みましょう。

 練習方法ですが、スゥイズルをしながらパイロン列の右側、左側、と交互に移動してください。スゥイズルを何度か繰り返して、スピードと体勢が安定したところで、足を開きながら右側または左側に移ります。ターンの種類としてはAフレームターン(脚がAの形になっているのでそう呼ばれています)になります。
 慣れていくに従い、ターンをするときの外側の足の蹴りを強くするようにしてください。繰り返すうちに、安定したターンができるようになるはずです。
外足に荷重して曲がることに慣れてきたら、少しずつ足の幅を狭めるようにします。同時に内側の足への荷重も増やしていきます。
 あくまでも少しずつステップアップして行って下さい。


 2番目の練習方法としては、まず、ヒザの屈伸を使って地面を蹴る感覚を覚えましょう。
 ターンする前は、ヒザを深く曲げておき、ターンのときにヒザを伸ばして抜力します。このとき、つま先を少し浮かせて、つま先とヒザをターンする方向に向けるようにして下さい。
 ターンする方向につま先だけピョンとジャンプする感覚です。
 最初のうちは、無理をせずに「まっすぐ滑って左にピョン。まっすぐ滑って右にピョン」をゆっくりやりましょう。パイロンの間隔を広げたり、一個飛ばしでやるのも良いと思います。
 繰り返し練習していると、そのうちエッジを利かせて地面を蹴る感覚が分かるはずです。

 上半身はヒザの動きに合わせて伸び上がらないようにし、前傾姿勢のままです。伸び上がると、反動で後ろに転ぶことがあるので気をつけましょう。スピードが上がるほど、前傾姿勢になった方が安定します。
 腕はターンする瞬間に反対方向に振ると、反動によりヒザの向きを変えやすいです。

 ビデオではだいぶ大袈裟に、ヒザの屈伸と手の振りをしているので、参考にしてみてください。

 なお、このフォワードパラレルは、腰のひねりとヒザの屈伸を多用するため、脚力とウエストが気になる方にお奨めですが、技の中では結構疲れる技なので、やりすぎに注意しましょう。
 この技をきれいにこなせるようになるには、アウトエッジを使う必要があるので、初心者には難しい技です。先にスゥイズルを練習して、インエッジの使い方に慣れた方が良いようです。


フロントクロス(2003/7/6up)


<ビデオ>
練習初期のフロントクロス(WMV,323kB)
パイロン上でフロントクロス(WMVファイル,232kB)

<説明>
 フロントクロスは初心者の人にとっては、「そんな脚の動きは無理!」と言いたくなるような技ですが、必ずできるようになるので、トライしましょう。この技はアウトエッジを初めて積極的に使う技なので、これができるようになれば、さらに安定して滑れるようになります。
 練習の仕方ですが、いきなり脚をクロスした状態で、パイロンを跨いで行くことは難しいです。そこで上の左側の図のように、右足を前に出し、スゥイズルでやったように右足だけをパイロンの間をくぐらせて滑ります。脚を開いているときも常に右足が前になるようにします。左足前のときは逆になります。
 最初のうちは足が、せいぜい縦一直線になるくらいにしか交差できないはずです。あせらずに練習しましょう。そのうち慣れてきて、パイロン1個分の隙間ができそうになってきたら、右側の図のようにパイロンの上で交差するように滑りましょう。


フロントスネーク(2003/7/6up)
<ビデオ>
補助パイロンを使った練習(WMVファイル,260kB)
補助パイロンを使った練習−ちょっと速め−(WMVファイル,212kB)
補助パイロンなしでのスネーク(WMVファイル,255kB)

<説明>
 スネークはクロスの延長技です。前の足に後の足を追従させて滑っていくのですが、「パラレルで足を前後にずらして滑る(シザース)」のとは違うので注意しましょう。むしろクロスの延長技とした方が、スネークのぐにゃぐにゃ感が、強くなります。
 練習の仕方ですが、右足前スネークのときは、右足前クロスをしながら、パイロンを右から左に抜けていきます。左に抜けたら右脚を開いて右に進み、パイロンの右側に戻ります。戻ったらまた右足前クロスをしながら左に抜けます。これを繰り返していきます。
 補助パイロンを使う場合は、主パイロン2個おきに、間に補助パイロンを1個入れます。詳しくはビデオを見てください。補助パイロンはスネークがクロスの延長であることを、分かりやすくするために置いたものなので、実際に練習するときにはなくても良いです。
 慣れてきたら、右側から左側に進むときに、できるだけ左足(後ろ)を、右後ろに交差するようにすると、より前後の足の追従がうまくいく上に、加速が付きます。後ろ足を内側にしっかり蹴る蹴ることで、ぐっと加速します。
 
 


Back