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39 じゅらい亭すとーりー ―月夜に舞う桜のように― 第四夜
2002.4.4(木)06:52 - Landa - 4531 hit(s)

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かぐや姫の言ったように次の満月の日、流星に偽装した5つのシャトルが地球に落下しました。
しかし地球の文明はこのたった数日の間に異常な進歩を遂げていました。
これは異常なのだと誰かが言いました。
文明が進歩しすぎていると・・・しかしこの際、それは関係ありません。
ただ月夜・・・いえ、かぐや姫を守る為に地球人類は一つになったのです。
いわゆる、愛は地球を救うというやつです(違います)。
地球に降り立った5人のエージェントはガンダむというロボットに乗っておじいさんの家へと
攻め込んできました。

「ついに来てしまいました・・・」
かぐや姫はスクリーンに映るガンダむを見て、月夜は悲しそうに目を伏せます。
「ついにあれを出す時が来たようね」
まっどさいえんてぃすとのおねえいさんが嬉々としてロボットの発進を今か今かと
待っています。
「ジューアントロボ発進します」
おぺれーたのおねいさんの声が管制室に響きます。
ガコン!
と大きな音がしておじいさんの家の隣にあったプールが真っ二つに割れ、中から巨大ロボット
が現れます。このジューアントロボにはおじいさんが乗っています。
「さぁ、かぐや姫、この腕時計型マイクでジューアントロボに指令を」
まっどさいえんてぃすとなおねいさんから腕時計型マイクを受け取ると
「くだいちゃえ、ジューアントロボ」
かぐや姫はマイクに向かって叫びました。
おじいさんはジューアントロボを操作して目の前の敵を砕きました。
「まずは一匹・・・」
ジューアントロボの口が微妙にゆがんだようにみえました。
「ジューアントロボ、かみのゆびこうげき!」
かぐや姫の叫びに呼応し、ジューアントロボの指が輝きはじめます。
「かみのゆびぃぃぃぃぃぃーーー!」
叫びながら突進する姿はちょっとかっこ悪いです。
輝く指で掴まれたガンダむの頭部はあっさりと握りつぶされてしまいました。
2体まではあっさりと倒しましたがさすがに敵も警戒をはじめ、遠距離からチビチビと
ダメージを与えてくる作戦にかえてきました。
隣接しているので突っ込めば一体は倒せるかもしれませんが他の2体にぼこぼこに
されてしまいます。
そこでかぐや姫は考えました。
考えて考えました。
そこでふと精神コマンドに目がいきました。
精神力1で実行できる精神コマンドがありました。
これしかない、とかぐや姫は思いました。
「いっちゃえ、ジューアントロボ」
ジューアントロボに突撃を命じました。
そしてジューアントロボが敵も真っ只中につくとかぐや姫は精神コマンドを実行しました。
「自爆、ジューアントロボ」
自爆装置だけは外部からの操作で動くようになっているので次の瞬間、ジューアントロボは
自爆しました。
そして地球は核の炎に包まれた・・・のでした。

管制室は地下の核シュルターの中にあったのでかぐや姫達は無事でした。
こうして地球の平和とかぐや姫は守られたのでした。
めでたしめでたし。

「なんでやねーーーーん!」
じゅらいは思わず関西弁で突っ込みを入れた。
「どうどう、面白かった?」
桜夜という少女が喜色満面でじゅらいの顔を覗き込む。
「納得いかないぞ、拙者の光源氏計画が…はわわわ、今の無し」
「むーせっかくわたしが考えたのに、お姫様ごっこ」
じゅらいの反応が芳しくないのでちょっと頬を膨らませる。
「そうは言うけど・・・遊んでるというか遊ばれてるのは拙者達だけで君は遊んでないじゃないのかい?」
「ううん、そんなことはないよ、あの世界はわたしがつくってるんだし、お話もわたしが
かんがえてるんだもの」
「では、この物語はいつ終わるのでしょうか?」
いつのまにか矢神が起き上がって桜夜を見ている。
「さっきのでおしまい。力を使い切っちゃったもん」
そういって上を見上げる。じゅらいと矢神もつられて上を見上げる。
「あれ?さっきまでの桜が・・・?」
「うん、散ゃったね。わたしの力の結晶だったから」
桜夜は小さくうなずくとさびしそうに笑った。
「もしかして君は・・・桜の精とかそんなのなのかい?」
「あはは、だったらいいんだけどね、わたしはお花見妖精だよ」
桜夜はじゅらいの言葉に首を横に振り、今度はおかしそうに笑った。
「お花見妖精って何ですか?」
「簡単にいえばお花見の席に現れる妖精、特に何かをするわけじゃないけど・・・
みんながお花見で発揮する陰の気を集めて、それを昇華するのがお仕事なの」
「もしかしてその昇華作業というのが、さっきからの物語?」
今度は小さく首をたてにふる。
「あれ・・・もう残りの力が無いみたいだね」
桜夜の体の存在感が希薄になり、背後が透けて見える。
「今夜は楽しかったよ、また遊びにおいで。きっと月夜も待ってるから」
「次は自分を主役にしてくださいね」
「あはは。ありがと・・・きっとここならみんな受け入れて笑ってくれると思ったから」
桜夜はにっこりと笑い
「またね」
小さく言葉を残し少女は風の中に桜の花びらと共に消えた。
そしてじゅらい達は一年後に再び少女と会うことになる。


あとがきっぽいもの
むー。最後まで読んでしまった皆様、まことに申し訳ないです(汗
最後の辺から設定があいまいになってしまい、なんとも中途半端な終わり方です。
本当に申し訳ありません。
本来はオリジナルの方で考えてる設定で桜の木の下で眠っている少女が、草木の
眠る時間に封印が弱まり姿を表して主人公達と出会うような感じの話を考えてい
たのですが何故か、エープリルフールが近かったので書いてしまいました(汗
本当は嘘落ち?でもいいかなぁと思っているとあっという間に過ぎたので(笑)
どうも失礼しました。

っと、あとがきになってですが、改めましてお久しぶりです。
社会人になってからというものラグナロクばっかりで(ぉぃ
そうではなく、まぁ適度に仕事が忙しく、後ラグナロクに忙しく・・・。
もうちと頑張りたいですね。

ところでPSOのことでちょっとお聞きしたい、PC版をプレイする時はキーボードと
マウスだけで出来るのでしょうか?

題名ですが・・・Basilの新作の「それは舞い散る桜のように・・・」がかっこよかった
んで適当に…。

それでは今回はこの辺で・・・
D.Cが早く発売されることを祈りつつ・・・


〔ツリー構成〕

[34] Landa 2002.3.31(日)08:00 Landa (47)
・[35] じゅらい亭すとーりー ―月夜に舞う桜のように― 第一夜 2002.3.31(日)08:01 Landa (5581)
・[36] じゅらい亭すとーりー ―月夜に舞う桜のように― 第二夜 2002.3.31(日)08:02 Landa (6633)
・[37] 感想 2002.4.1(月)01:56 じゅ (764)
・[38] じゅらい亭すとーりー ―月夜に舞う桜のように― 第三夜 2002.4.4(木)06:51 Landa (3946)
・[39] じゅらい亭すとーりー ―月夜に舞う桜のように― 第四夜 2002.4.4(木)06:52 Landa (5073)
・[40] お疲れ様でした〜☆ 2002.4.7(日)04:01 CDマンボ (327)
・[43] 楽しませて頂いてます(進行形) 2002.6.26(水)09:09 ゲンキ (2559)
・[70] いまさらですが。 2002.8.1(木)16:02 藤原眠兎 (521)

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