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133 電波大系ジュラハザード第4話
2003.5.19(月)23:02 - 星忍とスタ - 5809 hit(s)

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第4話『・・・女の子だ!』


『・・・っ全然続いてないわーーーーーーーーー』

赤いジャージを着た少女は、突然のことに、わけの分からない叫び声を上げた。
彼女は、今、雲より高いところから落下していた。
赤毛のポニーテールが風に煽られている。星型の髪留めの飾りが陽光を浴びて光っている。

『ここは、忍法で切り抜けないと!だって私忍者だし!』

どうやら、彼女は、忍者らしい。

『忍法バンジージャンプの術だぉー!』

胸元から紐を取り出し足首に巻く、紐の端をくくり付ける場所をキョロキョロ探す。

『−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ああああああああっ』

結ぶところなどなかった。



「じゅらい君。アレ何かしら?」

ルネアが、上空を指差した。

「・・・女の子だ!」

じゅらいが走り出した。
先には、都合のいいことに見張り台のようなものがあり、そこに向かって落下している。

「・・・どちらかというと、あの落下速度は、"かわいそうなロボットさん"だと思う。」

クレインがつぶやいた。

じゅらいは、見張り台にたどり着いた、上を見上げ両手を広げる。

 ギュンギュンギュンギュンギュンギュン

ズゴーーーーーン

見張り台が真っ二つになり、あたりに積もった雪が爆発した。



その頃、星忍冒険(ほししのぶ・ぼうけん)と、妖精スターティは、タテヤマ山を下山中であった。
スターティは、一瞬「ビクッ」と身震いし、カメラ目線でこちらを見つめた。

「タイヘンですよう。星忍。」

「どうした?スタタタタタタタタ?」

冒険は、自分のバイクを押し進めながら、スターティに尋ねた。

「・・・タが多すぎです。」

スターティは、不満を言ってから、

「またもや、電波を受信してるみたいですよう。どーしたんでしょうね?」

スターティの言葉を聞いてから、冒険は困ったように呟いた。

「まいったな。・・・俺、"神秘の世界エル○ザード"って良く知らないだけどな。」

「え?」




深刻な事態である。




同時刻・・・・。

「やったぞ!ついに制覇したぞ!旗を立てよう!」

ゲンキと幾弥は、とうとう、人知未踏のタテヤマ山頂まで来たのだ。
黒い生地に白い骸骨が生える旗が、立てられた。

「俺は、この旗の下で生きる!」

ゲンキは、宣言した。

「いや、ちょっと待ってください!」

幾弥が、ゲンキを制止した。

「この"ノリ"は、なんというか我々のノリじゃないですよ?どちらかというと・・・。」

ゲンキも幾弥に返す。

「いや、それ以前に、山頂制覇が目的じゃないと思いますよ。」

1人と1羽は、顔を見合わせ、辺りを見回した。

「無いな、奇跡の秘薬。」「ありませんね。」

見晴らしの良い山頂からの眺めは絶景であったが、それらしい建物も、洞窟も見当たらない。
しいて言えば、ふもとの方で、爆発が起こったくらいであった。

「!?なんでしょうね?行って見ましょうか?」

幾弥は、さっさと下山し始めた。

「ちょ、幾弥さん!下りちゃうのですか?せっかく山頂まできたのに!」

「いや、だって、目的の品もないし、下りるしかないでしょう?」

「いや、しかし、もう少し探索するとか、なんかもったいなくないですか?」

「もともと、皆と合流するのが目的でもありましたし、きっとあの爆発は、誰かが起こしたに違いないですよ。???」

既に、かなりの距離を下山していた幾弥は、背後を見て仰天した。
つられて、ゲンキも振り返る。

ドドドドドドド

問答無用といわんばかりの雪崩が、迫っていた。

「む、むりやりだ・・・うわーーーーーーー」「クエーーーーーーーーー」





山頂では、自由の旗が、はためいていた。





「?なんの、音かしら眠兎くん?」

山腹にある山小屋で、四季 みのり は、青年に囁いた。

「?雪崩かな? 怖いかい?」

藤原 眠兎は、みのりに囁いた。

「ううん、眠兎くんがいるから平気」





雪原が広がる山の中を苦労してバイクを押して下りながら、
星忍冒険は、妖精スターティに、まだある問題点をクドクドを説明していた。

「いいか?あとは、交流関係というか、その、これ以上キャラを増やすのが俺では難しいというか」

「そんなことは、どうでもいいけどさ。あれは、何かな?」

振り向くと、雪崩が迫っていた。



「あーーーーー」「きゃーーーー」「助けてーーーー」「クエーーーーー」




クレインと、ルネアは、爆発地点に駆け寄った。

「じゅらいくーん!」「じゅーちゃーーーん」

爆発地点には、見事な人型の穴が二つあった。

「ものすごく深いわ。」

ルネアが穴の下を覗ぞき続いて、クレインを見た。」

「む、岩盤を突き抜けたか。」

「どうしよう?」

「行こう。助けるんだ。」


ドドドドドドドドド


「あーーーーー」「きゃーーーー」「助けてーーーー」「クエーーーーー」
「キャーーーーーーー」「うおーーーーー」






「?なんの、音かしら眠兎くん?」

山腹にある山小屋で、四季 みのり は、青年に囁いた。

「?雪崩かな? 怖いかい?」

藤原 眠兎は、みのりに囁いた。

「ううん、眠兎くんがいるから平気」





つづく・・・つづいてヨ


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